ARAID 0
データを複数ディスクに分散して書き込むストライピング方式。並列アクセスにより読み書き性能が向上し、合計容量をフルに使えますが、冗長性がなくディスク1台でも壊れると全データが失われます。性能重視の用途(映像編集の作業ディスクなど)で使われますが、本番データには不向きです。
データを分散書込(ストライピング)
読み書き性能が大幅向上
容量効率100%
耐障害性なし(1台故障で全滅)
RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)は複数ディスクを組み合わせて性能・信頼性を高める技術。RAID 0は性能重視のストライピング、RAID 1は信頼性重視のミラーリングで、目的が正反対です。応用情報技術者試験では他のRAIDレベル(5・6・10)との対比で頻出します。
| 観点 | RAID 0 | RAID 1 |
|---|---|---|
| 方式 | ストライピング | ミラーリング |
| 必要ディスク数 | 2台以上 | 2台以上(偶数台) |
| 容量効率 | 100%(合計容量を利用可能) | 50%(半分のみ利用可能) |
| 読み書き性能 | 高速(並列読み書き) | 書込は単台並、読込は高速化可 |
| 耐障害性 | なし(1台故障で全データ消失) | 高い(1台故障でも稼働継続) |
| パリティ | なし | なし(複製のみ) |
| 主な目的 | 高速化・容量拡張 | 信頼性向上・可用性確保 |
| 用途 | 映像編集・キャッシュ用途 | システム領域・データベース |
データを複数ディスクに分散して書き込むストライピング方式。並列アクセスにより読み書き性能が向上し、合計容量をフルに使えますが、冗長性がなくディスク1台でも壊れると全データが失われます。性能重視の用途(映像編集の作業ディスクなど)で使われますが、本番データには不向きです。
データを分散書込(ストライピング)
読み書き性能が大幅向上
容量効率100%
耐障害性なし(1台故障で全滅)
同じデータを複数ディスクに同時書き込みするミラーリング方式。1台のディスクが故障しても残りのディスクで稼働を継続できます。容量効率は50%と低くなりますが、システム領域やデータベースなど可用性が重要な用途で広く使われています。書込性能は単台と同程度、読込は分散して高速化できます。
同データを複数ディスクに複製
1台故障でも稼働継続
容量効率は50%
システム領域・DB用途で定番
「RAID 0=ストライピング・性能・冗長性なし、RAID 1=ミラーリング・信頼性・容量半分」で整理。
Q1. RAID 0の特徴として、適切なものはどれか。
正解:2. データを分散書込で性能向上を図るが、冗長性はない
RAID 0はストライピングでデータを分散書込し性能向上を狙うが、冗長性がなく1台故障で全データを失う。同データ複製はRAID 1、パリティはRAID 5/6の特徴。
Q2. 500GBのディスク4台をRAID 1で構成したときの実効容量は何GBか。
正解:2. 1,000GB
RAID 1は完全ミラーリングのため容量効率は50%。500GB×4台=2,000GBの半分の1,000GBが実効容量となる。RAID 0なら2,000GBが利用可能。