用語解説辞典

ビジネス実務法務検定3級試験の重要用語 240語を収録

240

出題頻度:
超頻出

育児・介護休業法

(いくじかいごきゅうぎょうほう)労働・家族法

労働者が育児や家族の介護のために休業等を取得できる権利を定めた法律。

遺言

(いごん)労働・家族法

自己の死後の財産処分等について生前に行う、要式の単独行為。

意思能力

(いしのうりょく)法体系・権利義務

自己の行為の法的な結果を判断・認識できる精神的能力。意思能力を欠く者がした法律行為は無効となる。

意思表示

(いしひょうじ)取引・契約の法務

一定の法律効果の発生を欲する意思を外部に表示する行為。契約など法律行為の構成要素。

意匠権

(いしょうけん)財産・知的財産

物品等のデザイン(意匠)を独占的に実施できる産業財産権。

遺贈

(いぞう)労働・家族法

遺言によって自己の財産を無償で他人に与えること。

一般法と特別法

(いっぱんほうととくべつほう)法体系・権利義務

広く一般的に適用される法が一般法、特定の人・事項・場面に限って適用される法が特別法。特別法は一般法に優先して適用される。

委任契約

(いにんけいやく)取引・契約の法務

当事者の一方が法律行為などの事務処理を相手方に委託し、相手方が承諾する契約。

遺留分

(いりゅうぶん)労働・家族法

一定の相続人に法律上保障される、遺言によっても奪えない最低限の相続分。

請負契約

(うけおいけいやく)取引・契約の法務

請負人が仕事の完成を約し、注文者がその結果に報酬を支払うことを約する契約。

営業秘密

(えいぎょうひみつ)財産・知的財産

不正競争防止法で保護される、秘密管理された有用な非公知の事業情報。

解雇権濫用法理

(かいこけんらんようほうり)労働・家族法

客観的に合理的な理由を欠き社会通念上相当でない解雇は、権利の濫用として無効とする法理。

解雇予告

(かいこよこく)労働・家族法

労働者を解雇する際に少なくとも30日前に予告するか予告手当を支払う制度。

会社

(かいしゃ)法体系・権利義務

営利を目的として会社法に基づき設立される法人。株式会社・合名会社・合資会社・合同会社の4種類がある。

解除

(かいじょ)取引・契約の法務

契約成立後に一方の意思表示によって契約を解消し、当初からなかった状態に戻す行為。

確定日付

(かくていひづけ)債権の管理・回収

公証人の確定日付印や内容証明郵便など、後から日付を変更できない形で証明された日付。

課徴金

(かちょうきん)企業活動の規制

独占禁止法違反や不当表示等に対し、違反による不当な利得相当額を国庫に納付させる金銭的不利益処分。

課徴金減免制度

(かちょうきんげんめんせいど)企業活動の規制

カルテル・入札談合を自主的に公正取引委員会へ申告した事業者の課徴金を減免する制度(リーニエンシー)。

割賦販売法

(かっぷはんばいほう)企業活動の規制

クレジットなど代金を分割・後払いする取引を規制し、購入者を保護する法律。

株式会社

(かぶしきがいしゃ)法体系・権利義務

株式を発行して資金を集め、株主が出資額を限度に責任を負う(有限責任)会社。最も広く用いられる会社形態。

株式会社

(かぶしきがいしゃ)企業活動の規制

株式を発行して出資を募り、株主が出資額を限度に責任を負う(有限責任)会社形態。

株主総会

(かぶぬしそうかい)企業活動の規制

株主で構成され、会社の基本的事項を決定する株式会社の最高意思決定機関。

仮差押え

(かりさしおさえ)債権の管理・回収

将来の強制執行に備え、債務者の財産処分を暫定的に禁止して現状を保全する民事保全手続。

監査役

(かんさやく)企業活動の規制

取締役の職務執行を監査する株式会社の機関。会計監査と業務監査を担う。

慣習法

(かんしゅうほう)法体系・権利義務

社会で長年繰り返されてきた慣習が、法としての確信を伴うことで法的拘束力をもつに至ったもの。不文法の一種。

危険負担

(きけんふたん)取引・契約の法務

双務契約で一方の債務が当事者の責めなく履行不能となった場合、対価の危険を誰が負うかの問題。

寄託契約

(きたくけいやく)取引・契約の法務

当事者の一方が相手方のために物を保管することを約し、相手方が物を引き渡す契約。

求償権

(きゅうしょうけん)債権の管理・回収

他人の債務を弁済した者などが、本来負担すべき者に対してその償還を請求できる権利。

強制執行

(きょうせいしっこう)債権の管理・回収

債務名義に基づき、国家機関が債務者の財産を差し押さえ換価して債権を強制的に実現する手続。

供託

(きょうたく)債権の管理・回収

債権者が受領を拒むなどの場合に、弁済の目的物を供託所に預けて債務を免れる制度。

強迫

(きょうはく)取引・契約の法務

他人に害悪を告げて畏怖させ、その畏怖によって意思表示をさせること。取消しの対象となる。

共有

(きょうゆう)財産・知的財産

一つの物を複数人が持分割合に応じて共同で所有する状態。

虚偽表示

(きょぎひょうじ)取引・契約の法務

相手方と通謀して、真意と異なる虚偽の意思表示をすること。通謀虚偽表示ともいう。

クーリング・オフ

(くーりんぐおふ)企業活動の規制

訪問販売など特定の取引で、一定期間内なら無条件で申込みの撤回・契約解除ができる制度。

景品表示法

(けいひんひょうじほう)企業活動の規制

不当な表示や過大な景品類から消費者を守り、自主的・合理的な商品選択を確保するための法律。

契約自由の原則

(けいやくじゆうのげんそく)取引・契約の法務

契約を結ぶか、誰と・どんな内容・どんな方式で結ぶかを当事者が自由に決められるという原則。

契約不適合責任

(けいやくふてきごうせきにん)取引・契約の法務

引き渡された目的物が種類・品質・数量について契約の内容に適合しない場合に売主が負う責任。

欠陥

(けっかん)企業活動の規制

製造物が通常有すべき安全性を欠いていること。製造物責任の成立に必要な中心的要件。

健康保険

(けんこうほけん)労働・家族法

業務外の病気・けが・出産等に対して医療給付や手当金を支給する社会保険。

検索の抗弁権

(けんさくのこうべんけん)債権の管理・回収

保証人が、主たる債務者に弁済資力がある旨を証明して、まずその財産への執行を求められる権利。

原状回復義務

(げんじょうかいふくぎむ)取引・契約の法務

契約が解除された場合などに、当事者が受領した給付を返還し元の状態に戻す義務。

限定承認

(げんていしょうにん)労働・家族法

相続で得た財産の限度でのみ被相続人の債務を弁済する条件付きの承認。

顕名

(けんめい)法体系・権利義務

代理人が法律行為を行う際に、「本人のためにすることを示す」こと。代理の効果が本人に帰属するための要件。

権利義務

(けんりぎむ)法体系・権利義務

一定の利益を主張できる法律上の力が権利、一定の行為をなすべき法律上の拘束が義務。私法上の法律関係の基本要素。

権利能力

(けんりのうりょく)法体系・権利義務

権利を有し義務を負うことができる資格・地位。自然人はすべて出生により当然に権利能力を取得する。

行為能力

(こういのうりょく)法体系・権利義務

単独で確定的に有効な法律行為をすることができる能力。これが制限される者を制限行為能力者という。

公序良俗違反

(こうじょりょうぞくいはん)取引・契約の法務

公の秩序または善良の風俗に反する内容の法律行為。無効となる。

公信力

(こうしんりょく)財産・知的財産

公示を信頼して取引した者を、真実と異なっても保護する効力。

公正取引委員会

(こうせいとりひきいいんかい)企業活動の規制

独占禁止法を運用する行政委員会。違反調査や排除措置命令・課徴金納付命令を行う独立性の高い機関。

厚生年金

(こうせいねんきん)労働・家族法

会社員等が加入し、老齢・障害・死亡に備える公的年金。国民年金に上乗せされる。

合同会社

(ごうどうがいしゃ)法体系・権利義務

出資者全員が有限責任社員で構成される持分会社。社員が原則として経営にも参加する形態。LLCとも呼ばれる。

抗弁の接続

(こうべんのせつぞく)企業活動の規制

クレジット契約で、購入者が販売業者に主張できる事由をクレジット会社にも主張できる制度(支払停止の抗弁)。

公法

(こうほう)法体系・権利義務

国家と国民の関係、または国家機関相互の関係など、公的な権力関係を規律する法。憲法・行政法・刑法などがこれにあたる。

個人事業主

(こじんじぎょうぬし)法体系・権利義務

法人を設立せず、自然人個人として事業を営む者。事業上の権利義務はすべて個人に帰属する。

個人情報取扱事業者

(こじんじょうほうとりあつかいじぎょうしゃ)企業活動の規制

個人情報をデータベース等として事業に用いる事業者で、個人情報保護法上の各種義務を負う者。

個人情報保護委員会

(こじんじょうほうほごいいんかい)企業活動の規制

個人情報の適正な取扱いを監督する独立性の高い行政機関。事業者への指導・勧告・命令を行う。

個人情報保護法

(こじんじょうほうほごほう)企業活動の規制

個人情報を取り扱う事業者に、取得・利用・管理・第三者提供のルールを課して個人の権利利益を守る法律。

誇大広告

(こだいこうこく)企業活動の規制

商品・サービスの内容や条件について、著しく事実と異なり又は優良・有利と誤認させる広告。

雇用保険

(こようほけん)労働・家族法

失業時の生活保障や再就職支援、教育訓練等の給付を行う社会保険。

婚姻

(こんいん)労働・家族法

法律上の夫婦関係。届出によって成立する法律行為。

債権

(さいけん)財産・知的財産

特定の人に対して一定の行為(給付)を請求できる権利。

債権者代位権

(さいけんしゃだいいけん)債権の管理・回収

債権者が自己の債権を保全するため、債務者が行使しない権利を債務者に代わって行使する権利。

債権譲渡

(さいけんじょうと)取引・契約の法務

債権者がその有する債権を、内容を変えずに第三者に移転すること。

債権譲渡

(さいけんじょうと)債権の管理・回収

債権の内容を変えずに、債権者から第三者へ債権を移転させる契約。資金調達や回収に用いる。

債権譲渡

(さいけんじょうと)財産・知的財産

債権をその内容を変えずに第三者へ移転する契約。

催告

(さいこく)債権の管理・回収

債権者が債務者に対して履行を求める意思の通知。内容証明郵便で行われることが多い。

催告の抗弁権

(さいこくのこうべんけん)債権の管理・回収

保証人が、まず主たる債務者に請求するよう債権者に求めることができる権利。

最低賃金

(さいていちんぎん)労働・家族法

使用者が労働者に支払わなければならない賃金の最低額。最低賃金法が定める。

債務不履行

(さいむふりこう)取引・契約の法務

債務者が正当な理由なく債務の本旨に従った履行をしないこと。履行遅滞・履行不能・不完全履行がある。

債務名義

(さいむめいぎ)債権の管理・回収

強制執行によって実現される請求権の存在と内容を公的に証明する文書。

詐害行為取消権

(さがいこういとりけしけん)債権の管理・回収

債務者が債権者を害することを知って行った財産処分を、債権者が取り消せる権利。

詐欺

(さぎ)取引・契約の法務

他人をだまして錯誤に陥れ、それによって意思表示をさせること。取消しの対象となる。

先取特権

(さきどりとっけん)債権の管理・回収

法律で定められた特定の債権者が、債務者の財産から優先的に弁済を受けられる法定担保物権。

先取特権

(さきどりとっけん)財産・知的財産

法律で定めた特定の債権者が、債務者の財産から優先弁済を受けられる法定担保物権。

錯誤

(さくご)取引・契約の法務

表意者の認識が真実と食い違っていることを知らずにした意思表示。重要なものは取消し可能。

三六協定

(さぶろくきょうてい)労働・家族法

時間外労働・休日労働を行わせるために必要な労使協定。労基法36条に由来する。

産業財産権

(さんぎょうざいさんけん)財産・知的財産

特許権・実用新案権・意匠権・商標権の4つを総称する権利。

時効の援用

(じこうのえんよう)法体系・権利義務

時効によって利益を受ける者が、その利益を受ける意思を相手方に表示すること。援用しなければ時効の効果は確定しない。

時効の援用

(じこうのえんよう)債権の管理・回収

時効の利益を受ける旨を相手方に主張する意思表示。これがないと時効の効果は生じない。

時効の援用

(じこうのえんよう)財産・知的財産

時効の利益を受ける意思を相手方に表示すること。

時効の完成猶予

(じこうのかんせいゆうよ)法体系・権利義務

一定の事由がある間、時効の完成が一時的に先延ばしされる制度。期間自体はリセットされない。

時効の完成猶予

(じこうのかんせいゆうよ)債権の管理・回収

一定の事由がある間、時効の完成が一時的に先延ばしされること。期間自体はリセットされない。

時効の完成猶予

(じこうのかんせいゆうよ)財産・知的財産

一定の事由がある間、時効の完成が一時的に猶予される制度。

時効の更新

(じこうのこうしん)法体系・権利義務

一定の事由により、それまで進行していた時効期間がリセットされ、新たにゼロから進行を始めること。改正前の「中断」にあたる。

時効の更新

(じこうのこうしん)債権の管理・回収

一定の事由により、それまで進行した時効期間がリセットされ、新たにゼロから進行を始めること。

自然人

(しぜんじん)法体系・権利義務

生身の人間である個人を法律上指す概念。法律上の人格を認められた団体である法人と対比される。

下請法

(したうけほう)企業活動の規制

親事業者による下請事業者への不当な取扱いを防ぎ、下請取引を公正化する法律。独占禁止法の補完法。

質権

(しちけん)債権の管理・回収

債権者が目的物の引渡しを受けて占有し、弁済がなければ優先弁済を受けられる約定担保物権。

質権

(しちけん)財産・知的財産

債権の担保として物の引渡しを受け、弁済まで留置できる担保物権。

実体法

(じったいほう)法体系・権利義務

権利義務の発生・変更・消滅といった法律関係の中身そのものを定める法。民法・商法・刑法などがこれにあたる。

実用新案権

(じつようしんあんけん)財産・知的財産

物品の形状・構造・組合せに関する考案を保護する産業財産権。

私的自治の原則

(してきじちのげんそく)法体系・権利義務

私人は自らの意思に基づいて自由に法律関係を形成できるという、私法を貫く基本原理。契約自由の原則はその表れ。

私的独占

(してきどくせん)企業活動の規制

事業者が他の事業者の事業活動を排除・支配し、競争を実質的に制限する独占禁止法違反行為。

自働債権

(じどうさいけん)債権の管理・回収

相殺をしようとする者が相手方に対して有する、相殺の能動側となる債権。

支払督促

(しはらいとくそく)債権の管理・回収

金銭債権について、簡易裁判所書記官が債務者に支払を命じる簡易・迅速な督促手続。

自筆証書遺言

(じひつしょうしょいごん)労働・家族法

遺言者が全文・日付・氏名を自書し押印して作成する方式の遺言。

私法

(しほう)法体系・権利義務

対等な私人と私人との間の法律関係を規律する法。民法・商法・会社法などが代表例である。

社会保険

(しゃかいほけん)労働・家族法

病気・老齢・失業・労災等のリスクに備える公的な保険制度の総称。

就業規則

(しゅうぎょうきそく)労働・家族法

使用者が事業場の労働条件や服務規律を統一的に定めた規則。

取得時効

(しゅとくじこう)法体系・権利義務

他人の物を一定期間継続して占有することで、その所有権などの権利を取得する制度。

取得時効

(しゅとくじこう)財産・知的財産

一定期間、他人の物を占有し続けた者が所有権等を取得する制度。

少額訴訟

(しょうがくそしょう)債権の管理・回収

60万円以下の金銭支払請求について、原則1回の期日で審理・判決する簡易裁判所の特別手続。

使用貸借契約

(しようたいしゃくけいやく)取引・契約の法務

借主が無償で物を借りて使用収益し、契約終了時にその物を返還する契約。

譲渡担保

(じょうとたんぽ)債権の管理・回収

債権担保のため目的物の所有権を形式的に債権者へ移転し、弁済で返還する非典型担保。

譲渡担保

(じょうとたんぽ)財産・知的財産

担保目的で財産の所有権を債権者に移転し、弁済時に返還を受ける非典型担保。

消費者契約法

(しょうひしゃけいやくほう)企業活動の規制

消費者と事業者の情報・交渉力の格差を踏まえ、消費者を保護するため契約の取消しや無効を定めた法律。

消費者庁

(しょうひしゃちょう)企業活動の規制

消費者行政を一元的に担う行政機関。景品表示法・特定商取引法など消費者保護法を所管する。

消費貸借契約

(しょうひたいしゃくけいやく)取引・契約の法務

借主が金銭などを借り受け、後に同種・同等・同量の物を返還することを約する契約。

商標権

(しょうひょうけん)財産・知的財産

商品・役務に使用する標章(マーク)を独占的に使用できる産業財産権。

商法

(しょうほう)法体系・権利義務

商人および商行為に関する事項を定める、民法の特別法。営利的・反復的な取引の特性に応じた規律を置く。

消滅時効

(しょうめつじこう)法体系・権利義務

権利を行使しない状態が一定期間続くと、その権利が消滅する制度。債権は原則として主観的起算点から5年、客観的起算点から10年で時効消滅する。

消滅時効

(しょうめつじこう)取引・契約の法務

権利を行使しない状態が一定期間続くことで、その権利が消滅する制度。

消滅時効

(しょうめつじこう)債権の管理・回収

一定期間権利を行使しないことで、その権利(債権など)が消滅する制度。

消滅時効

(しょうめつじこう)財産・知的財産

権利を行使しない状態が続くと、その権利が消滅する制度。

所有権

(しょゆうけん)財産・知的財産

法令の制限内で物を自由に使用・収益・処分できる、もっとも完全な物権。

所有権留保

(しょゆうけんりゅうほ)債権の管理・回収

売買代金の完済まで売主が目的物の所有権を手元に留めておく、代金債権担保の手法。

親族

(しんぞく)労働・家族法

民法上、6親等内の血族・配偶者・3親等内の姻族の総称。

心裡留保

(しんりりゅうほ)取引・契約の法務

表意者が本心ではないと知りながら、わざと真意と異なる意思表示をすること。

制限行為能力者

(せいげんこういのうりょくしゃ)法体系・権利義務

単独で完全な法律行為をする能力が制限されている者。未成年者・成年被後見人・被保佐人・被補助人をいう。

制限行為能力者

(せいげんこういのうりょくしゃ)取引・契約の法務

単独で有効な法律行為をする能力が制限された者。未成年者・成年被後見人・被保佐人・被補助人。

製造業者等

(せいぞうぎょうしゃとう)企業活動の規制

製造物責任を負う者。製造・加工・輸入業者や、自ら製造者と表示した者を含む。

製造物責任法

(せいぞうぶつせきにんほう)企業活動の規制

製造物の欠陥により生じた損害について、製造業者等に無過失の損害賠償責任を負わせる法律(PL法)。

成年被後見人

(せいねんひこうけんにん)法体系・権利義務

精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く常況にある者で、家庭裁判所の後見開始の審判を受けた者。

成文法

(せいぶんほう)法体系・権利義務

文章の形に書き表され、一定の手続で制定された法。憲法・法律・政令・条例などがこれにあたる。

整理解雇

(せいりかいこ)労働・家族法

経営上の必要性から人員削減のために行う解雇。いわゆるリストラ。

セクシュアルハラスメント

(せくしゅあるはらすめんと)労働・家族法

職場で行われる性的な言動により労働者が不利益を受け、または環境が害されること。

善意・悪意

(ぜんいあくい)法体系・権利義務

法律上、ある事実を知らないことを善意、知っていることを悪意という。日常用語の良し悪しとは無関係。

善意取得

(ぜんいしゅとく)財産・知的財産

即時取得の別称。無権利者から動産を善意無過失で取得した者を保護する制度。

占有権

(せんゆうけん)財産・知的財産

物を事実上支配している状態そのものを保護する権利。

相殺

(そうさい)取引・契約の法務

互いに同種の債権を持つ者が、対当額で双方の債務を消滅させる一方的意思表示。

相殺

(そうさい)債権の管理・回収

互いに同種の債権を持つ当事者が、対当額で双方の債務を消滅させる一方的意思表示。

相続

(そうぞく)労働・家族法

死亡した者の財産上の権利義務を一定の親族が包括的に承継すること。

相続放棄

(そうぞくほうき)労働・家族法

相続人が相続の効果を一切受けないことを選択する意思表示。

双務契約

(そうむけいやく)取引・契約の法務

契約当事者の双方が互いに対価的な債務を負担する契約。売買・賃貸借・請負などが該当する。

贈与契約

(ぞうよけいやく)取引・契約の法務

当事者の一方が無償で財産を相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾することで成立する契約。

相隣関係

(そうりんかんけい)財産・知的財産

隣接する不動産の所有者間で、利用を調整するために認められる権利義務関係。

即時取得

(そくじしゅとく)財産・知的財産

動産を平穏・公然・善意・無過失で占有を始めた者が、即座に所有権等を取得する制度。

損害賠償

(そんがいばいしょう)取引・契約の法務

債務不履行や不法行為により生じた損害を金銭などで埋め合わせること。

存続期間

(そんぞくきかん)財産・知的財産

知的財産権が法律上保護され、効力を有する期間。

代金減額請求

(だいきんげんがくせいきゅう)取引・契約の法務

契約不適合の程度に応じて、買主が売主に代金の減額を求めること。

対抗要件

(たいこうようけん)債権の管理・回収

当事者間で成立した権利変動を、第三者など当事者以外の者に主張するために必要な法律要件。

対抗要件

(たいこうようけん)財産・知的財産

物権変動などの権利関係を当事者以外の第三者に主張するために必要な要件。

代襲相続

(だいしゅうそうぞく)労働・家族法

相続人となるはずの子等が先に死亡した場合に、その子が代わって相続すること。

代表取締役

(だいひょうとりしまりやく)企業活動の規制

会社を代表し、対外的な業務執行を行う取締役。取締役会設置会社では取締役会が選定する。

代物弁済

(だいぶつべんさい)債権の管理・回収

本来の給付に代えて別の物の給付をすることで債権を消滅させる、債権者との契約。

代理

(だいり)法体系・権利義務

代理人が本人のためにすることを示して法律行為を行い、その効果が直接本人に帰属する制度。

代理

(だいり)取引・契約の法務

本人に代わって代理人が意思表示を行い、その効果が直接本人に帰属する制度。

諾成契約

(だくせいけいやく)取引・契約の法務

当事者の意思表示の合致のみで成立し、物の引渡しなどを成立要件としない契約。

単純承認

(たんじゅんしょうにん)労働・家族法

被相続人の権利義務を無限に承継する、相続の原則的な承認形態。

男女雇用機会均等法

(だんじょこようきかいきんとうほう)労働・家族法

雇用における性別を理由とする差別を禁止し、機会と待遇の均等を図る法律。

団体交渉

(だんたいこうしょう)労働・家族法

労働組合が使用者と労働条件等について交渉すること。労働三権の一つ。

断定的判断の提供

(だんていてきはんだんのていきょう)企業活動の規制

将来不確実な事項について「必ず値上がりする」等と確実であるかのように告げ消費者を誤認させる行為。

担保権の実行

(たんぽけんのじっこう)債権の管理・回収

抵当権等の担保権者が、被担保債権の弁済を受けるため担保目的物を競売等で換価する手続。

担保物権

(たんぽぶっけん)債権の管理・回収

債権の回収を確実にするため特定の物の価値を把握し、優先弁済等を受けられる物権の総称。

担保物権

(たんぽぶっけん)財産・知的財産

債権の弁済を確保するため、物の価値を把握する物権。

地役権

(ちえきけん)財産・知的財産

自分の土地の便益のために、他人の土地を利用できる用益物権。

地上権

(ちじょうけん)財産・知的財産

他人の土地で工作物や竹木を所有するため、その土地を使用する用益物権。

知的財産権

(ちてきざいさんけん)財産・知的財産

人間の知的創作活動の成果や営業上の標識を保護する権利の総称。

著作権

(ちょさくけん)財産・知的財産

思想・感情を創作的に表現した著作物に関し、創作と同時に発生する権利。

著作者人格権

(ちょさくしゃじんかくけん)財産・知的財産

著作者の人格的利益を保護する、譲渡できない著作権法上の権利。

賃金支払の五原則

(ちんぎんしはらいのごげんそく)労働・家族法

賃金は通貨で・直接・全額を・毎月1回以上・一定期日に支払うべきとする原則。

賃貸借契約

(ちんたいしゃくけいやく)取引・契約の法務

当事者の一方が物を使用収益させ、相手方が賃料を支払い契約終了時に返還する契約。

追完請求

(ついかんせいきゅう)取引・契約の法務

契約不適合がある場合に、買主が目的物の修補・代替物や不足分の引渡しを求めること。

追認

(ついにん)法体系・権利義務

取り消しうる行為や無権代理行為などを、後から有効なものとして認める意思表示。これにより行為は確定的に有効となる。

通信販売

(つうしんはんばい)企業活動の規制

新聞・テレビ・インターネット等の広告を見た消費者が郵便や電話等で申し込む非対面の販売形態。

定型約款

(ていけいやっかん)取引・契約の法務

不特定多数を相手とする定型取引で、契約内容とする目的で一方が準備した条項の総体。

抵当権

(ていとうけん)債権の管理・回収

債務者等が占有を移さずに不動産等を担保に供し、債務不履行時に優先弁済を受けられる約定担保物権。

抵当権

(ていとうけん)財産・知的財産

債務者が目的物を使用したまま設定でき、弁済がないとき優先弁済を受けられる担保物権。

手付

(てつけ)取引・契約の法務

契約締結の際に当事者の一方から相手方に交付される金銭。解約手付と推定される。

手続法

(てつづきほう)法体系・権利義務

実体法で定められた権利義務を実現するための手続を定める法。民事訴訟法・刑事訴訟法・民事執行法などがこれにあたる。

電話勧誘販売

(でんわかんゆうはんばい)企業活動の規制

事業者が電話で勧誘して契約の申込みを受ける販売形態。特定商取引法の規制対象となる。

同時履行の抗弁権

(どうじりこうのこうべんけん)取引・契約の法務

双務契約で、相手方が債務の履行を提供するまで自分の債務の履行を拒める権利。

独占禁止法

(どくせんきんしほう)企業活動の規制

公正かつ自由な競争を促進するため、私的独占・不当な取引制限・不公正な取引方法を禁止する法律。

特定商取引法

(とくていしょうとりひきほう)企業活動の規制

訪問販売・通信販売・電話勧誘販売などトラブルが生じやすい取引類型を規制し消費者を保護する法律。

特許権

(とっきょけん)財産・知的財産

自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なもの(発明)を一定期間独占的に実施できる権利。

取締役

(とりしまりやく)企業活動の規制

株主総会で選任され、株式会社の業務執行や意思決定を担う役員。会社に対し善管注意義務を負う。

取締役会

(とりしまりやくかい)企業活動の規制

取締役全員で構成し、会社の業務執行の決定と取締役の職務執行の監督を行う合議機関。

内容証明郵便

(ないようしょうめいゆうびん)債権の管理・回収

いつ・誰が・誰に・どんな内容の文書を送ったかを日本郵便が証明する郵便制度。

根抵当権

(ねていとうけん)債権の管理・回収

一定の範囲に属する不特定の債権を極度額の限度で担保する抵当権の特殊形態。

根抵当権

(ねていとうけん)財産・知的財産

一定の範囲に属する不特定の債権を、極度額の限度で担保する抵当権。

排除措置命令

(はいじょそちめいれい)企業活動の規制

独占禁止法違反行為をやめさせ、その影響を除去するために公正取引委員会が出す行政命令。

売買契約

(ばいばいけいやく)取引・契約の法務

当事者の一方が財産権を相手方に移転し、相手方が代金を支払うことを約する契約。

破産

(はさん)債権の管理・回収

支払不能等に陥った債務者の全財産を換価し、債権者に公平に配当する清算型の倒産処理手続。

パワーハラスメント

(ぱわーはらすめんと)労働・家族法

職場で優越的な関係を背景に、業務上必要な範囲を超えて労働者に苦痛を与える言動。

被保佐人

(ひほさにん)法体系・権利義務

事理を弁識する能力が著しく不十分な者で、家庭裁判所の保佐開始の審判を受けた者。重要な財産行為に保佐人の同意を要する。

被補助人

(ひほじょにん)法体系・権利義務

事理を弁識する能力が不十分な者で、家庭裁判所の補助開始の審判を受けた者。制限行為能力者の中で最も判断力が高い類型。

表見代理

(ひょうけんだいり)法体系・権利義務

代理権がないのにあるかのような外観があり、相手方がそれを正当に信頼した場合に、本人に効果を帰属させる制度。

夫婦財産制

(ふうふざいさんせい)労働・家族法

夫婦間の財産の帰属や管理を定める制度。法定財産制と契約財産制がある。

不公正な取引方法

(ふこうせいなとりひきほうほう)企業活動の規制

公正な競争を阻害するおそれがある行為として独占禁止法・公正取引委員会の指定で禁止される取引手法。

不実告知

(ふじつこくち)企業活動の規制

事業者が重要事項について事実と異なることを告げ、消費者を誤認させて契約させる行為。

不正競争防止法

(ふせいきょうそうぼうしほう)財産・知的財産

事業者間の公正な競争を確保するため、不正な競争行為を規制する法律。

物権

(ぶっけん)財産・知的財産

特定の物を直接に支配して利益を享受する、排他的な権利。

物権変動

(ぶっけんへんどう)財産・知的財産

所有権の移転など、物権の発生・変更・消滅が生じること。

物権法定主義

(ぶっけんほうていしゅぎ)財産・知的財産

物権の種類・内容は法律で定めるものに限られ、当事者が自由に創設できないとする原則。

物上保証人

(ぶつじょうほしょうにん)債権の管理・回収

他人の債務のために自己の財産を担保に提供した者。債務は負わず財産の限度で責任を負う。

不動産登記

(ふどうさんとうき)財産・知的財産

土地・建物の所在や権利関係を登記簿に記録し公示する制度。

不当条項

(ふとうじょうこう)企業活動の規制

消費者の利益を一方的に害する契約条項。消費者契約法により無効とされる。

不当な取引制限

(ふとうなとりひきせいげん)企業活動の規制

複数の事業者が共同して価格や数量等を取り決め、競争を実質的に制限する行為。カルテル・入札談合が典型。

不当労働行為

(ふとうろうどうこうい)労働・家族法

使用者が労働者の団結権等を侵害する、労働組合法が禁止する行為。

扶養

(ふよう)労働・家族法

自力で生活できない親族を、一定範囲の親族が経済的に援助する義務。

別除権

(べつじょけん)債権の管理・回収

破産・民事再生手続において、担保権者が手続によらず担保目的物から優先弁済を受けられる権利。

弁済

(べんさい)取引・契約の法務

債務者が債務の内容である給付を実現し、債権を消滅させること。履行と同義。

弁済

(べんさい)債権の管理・回収

債務者が債務の本旨に従って給付を実現し、債権を消滅させる行為。履行と同義に用いられる。

法源

(ほうげん)法体系・権利義務

法として適用される根拠・存在形式のこと。成文法(制定法)と不文法(慣習法・判例法など)に大別される。

法人

(ほうじん)法体系・権利義務

自然人以外で、法律により権利義務の主体となる地位(法人格)を認められた団体・組織。会社や一般社団法人などがある。

法定相続人

(ほうていそうぞくにん)労働・家族法

民法が定める相続する資格を持つ者。配偶者と一定順位の血族。

法定相続分

(ほうていそうぞくぶん)労働・家族法

遺言がない場合に民法が定める各相続人の取り分の割合。

法定代理人

(ほうていだいりにん)法体系・権利義務

本人の意思に基づかず法律の規定によって代理権が与えられた者。未成年者の親権者や成年後見人などがこれにあたる。

法定労働時間

(ほうていろうどうじかん)労働・家族法

労働基準法が定める労働時間の上限。原則1日8時間・1週40時間。

訪問販売

(ほうもんはんばい)企業活動の規制

事業者が消費者の自宅等を訪れて契約を勧誘する販売形態。キャッチセールス等も含まれる。

保証

(ほしょう)債権の管理・回収

主たる債務者が債務を履行しない場合に、保証人が代わって履行する責任を負う人的担保。

保証契約

(ほしょうけいやく)取引・契約の法務

主たる債務者が債務を履行しない場合に、保証人が代わって履行する責任を負う契約。

未成年者

(みせいねんしゃ)法体系・権利義務

18歳未満の者。法律行為には原則として法定代理人の同意が必要で、同意なき行為は取り消すことができる。

民事再生

(みんじさいせい)債権の管理・回収

経済的に窮境にある債務者が事業や生活を継続しながら再建を図る、再建型の倒産処理手続。

民法

(みんぽう)法体系・権利義務

私人間の財産関係と家族関係を規律する私法の一般法。総則・物権・債権・親族・相続の5編から構成される。

無限責任

(むげんせきにん)法体系・権利義務

会社等の債務について、出資額を超えても自己の全財産をもって弁済する責任。合名会社の社員などが負う。

無権代理

(むけんだいり)法体系・権利義務

代理権がないのに代理人として行った法律行為。本人が追認しない限り、その効果は本人に帰属しない。

無体財産権

(むたいざいさんけん)財産・知的財産

形のない情報や創作的成果を客体とする財産権。知的財産権とほぼ同義。

申込みと承諾

(もうしこみとしょうだく)取引・契約の法務

契約を締結したいという申込みの意思表示に、相手が承諾することで契約が成立する仕組み。

優越的地位の濫用

(ゆうえつてきちいのらんよう)企業活動の規制

取引上優位な立場の事業者が、相手に不当な不利益を押し付ける不公正な取引方法の一類型。

有限責任

(ゆうげんせきにん)法体系・権利義務

会社の債務について、自己の出資額を限度として責任を負うこと。株式会社の株主や合同会社の社員が負う。

有利誤認表示

(ゆうりごにんひょうじ)企業活動の規制

価格や取引条件が実際よりも著しく有利であると消費者に誤認させる不当表示。

優良誤認表示

(ゆうりょうごにんひょうじ)企業活動の規制

商品・サービスの品質や内容が実際よりも著しく優れていると消費者に誤認させる不当表示。

用益物権

(ようえきぶっけん)財産・知的財産

他人の土地を一定の目的のために使用・収益できる物権。

要配慮個人情報

(ようはいりょこじんじょうほう)企業活動の規制

人種・信条・病歴・犯罪歴など、本人への不当な差別や偏見が生じうる特に配慮を要する個人情報。

履行遅滞

(りこうちたい)取引・契約の法務

履行が可能であるのに、債務者が履行期を過ぎても債務を履行しないこと。

履行不能

(りこうふのう)取引・契約の法務

債務の履行が契約その他の債務発生原因と取引上の社会通念に照らして不可能になった状態。

離婚

(りこん)労働・家族法

有効に成立した婚姻関係を将来に向けて解消すること。

留置権

(りゅうちけん)債権の管理・回収

他人の物を占有する者が、その物に関して生じた債権の弁済まで物を留置できる法定担保物権。

留置権

(りゅうちけん)財産・知的財産

物に関して生じた債権の弁済を受けるまで、その物を留置できる法定担保物権。

連鎖販売取引

(れんさはんばいとりひき)企業活動の規制

商品等の販売をしつつ新たな販売員を勧誘させ組織を連鎖的に拡大する取引。いわゆるマルチ商法。

連帯債務

(れんたいさいむ)債権の管理・回収

複数の債務者が同一内容の給付について各自が全部の履行義務を負い、一人の履行で全員が免れる債務。

連帯保証

(れんたいほしょう)取引・契約の法務

保証人が主たる債務者と連帯して債務を負担する保証。通常の保証より責任が重い。

連帯保証

(れんたいほしょう)債権の管理・回収

保証人が主たる債務者と連帯して債務を負う保証。催告・検索の抗弁権がなく責任が重い。

労働基準法

(ろうどうきじゅんほう)労働・家族法

労働条件の最低基準を定め、労働者を保護することを目的とする法律。

労働協約

(ろうどうきょうやく)労働・家族法

労働組合と使用者が団体交渉の結果を書面化した協定。

労働組合法

(ろうどうくみあいほう)労働・家族法

労働者の団結権・団体交渉権・団体行動権を具体的に保障する法律。

労働契約法

(ろうどうけいやくほう)労働・家族法

労働契約の成立・変更・継続・終了に関する民事的なルールを定めた法律。

労働者災害補償保険

(ろうどうしゃさいがいほしょうほけん)労働・家族法

業務上または通勤途上の負傷・疾病・障害・死亡に対し給付を行う社会保険。労災保険。

割増賃金

(わりましちんぎん)労働・家族法

時間外・深夜・休日労働に対して通常の賃金に上乗せして支払う賃金。