簿記2級 まとめノート

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現金預金と銀行勘定調整表

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📖この章で学ぶこと

簿記2級では銀行勘定調整表の5つの調整項目と、当座借越の決算整理(借入金への振替)が追加で出題されます。3級の現金預金処理を踏まえて、より実務的な論点を押さえましょう。

簿記上の「現金」勘定には、通貨(紙幣・硬貨)のほか、ただちに通貨と交換できるも含まれる。具体的には、他人振出の小切手、送金小切手、郵便為替証書、、配当金領収証などである。現金過不足の決算時処理:原因不明の部分は雑損または雑益に振り替える。借方残の場合は、貸方残の場合はで処理する。当座預金の残高を超えて小切手を振り出すと、銀行との契約(当座借越契約)により一時的に超過分を立て替えてくれる。期中はそのまま「当座預金」勘定で処理し、決算時に貸方残がある場合は(または借入金)勘定に振り替える。当座借越の決算整理仕訳例:決算時、当座預金の残高が貸方80,000円であった。借方: / 貸方:(または借入金)。
🔥頻出:銀行勘定調整表の5項目

銀行残高と帳簿残高が一致しない場合の調整項目:①時間外預入(銀行+、帳簿変更なし)、②未取付小切手(銀行-、帳簿変更なし)、③未取立小切手(銀行+、帳簿変更なし)、④連絡未通知(帳簿の修正が必要)、⑤誤記入(帳簿の訂正仕訳が必要)。④⑤は帳簿側を修正するため仕訳が必要です。

銀行勘定調整表:企業の帳簿残高と銀行が出す残高証明書の金額が一致しない場合に、差異の原因を明らかにする表。調整方法には①、②企業残高基準法、③銀行残高基準法の3種類がある。時間外預入:企業が夜間金庫等に入金したが、銀行で翌日扱いになったケース。に加算するだけで、帳簿の仕訳は不要。未取付小切手:企業が振り出した小切手が、まだ銀行で支払呈示されていないケース。するだけで、帳簿の仕訳は不要。未取立小切手:他人振出の小切手を銀行に預け入れたが、まだ取立てが完了していないケース。銀行側に加算するだけで、帳簿の仕訳は連絡未通知:企業振出の手形が決済されたが、その連絡が企業に未達のケース。する必要があり、仕訳が必要となる。例:借方:支払手形 / 貸方:当座預金。誤記入:企業の帳簿で金額を誤って記録していたケース。が必要で、誤った金額と正しい金額の差額を修正する。外貨建ての預金も現金預金の範囲に含まれ、決算時には(CR)で換算する。換算差額は為替差損益として計上される。
⚠️ひっかけ注意:銀行勘定調整表

「時間外預入」「未取付小切手」「未取立小切手」の3つは単なる時間的なズレなので、企業の帳簿仕訳は不要です。一方「連絡未通知」「誤記入」の2つは企業側の帳簿に問題があるので仕訳が必要。この区別は頻出です。

小口現金:日常の小額支払いのために一定額の現金を用度係に前渡ししておく制度。一定期間後に支払額を報告してもらい、同額を補給することで常に定額を維持する方法を(インプレスト・システム)という。
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