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語学試験

TOEIC Listening & Reading Testとは?

世界160か国以上・日本で年間200万人超が受験するビジネス英語の国際スコア指標。就職・昇進・海外赴任の「英語力の共通言語」として幅広く採用されています。

TOEIC Listening & Reading Testの概要

TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)は、日常生活やグローバルビジネスにおける英語コミュニケーション能力を測定する世界共通のテストです。日本では一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が実施しており、「合否」ではなく10〜990点のスコアで英語運用能力を可視化します。

問題はListening(約45分・100問)とReading(75分・100問)の2セクション合計約2時間で構成され、すべてマークシート方式。Part1〜Part7の7パートに分かれ、写真描写・応答・会話・説明文・短文穴埋め・長文穴埋め・読解と、ビジネス/日常シーンの幅広いリスニング・リーディング力を網羅的に測ります。

国内の受験者は公開テストだけで年間約67万人、企業・学校単位で受験するIPテスト(団体特別受験制度)を合算すると年間200万人を超え、日本で最も受験されている英語試験です。就職・昇進・海外赴任・大学単位認定・入試優遇など、TOEICスコアは「英語力の共通言語」としてあらゆる場面で活用されています。

  • 合否ではなく10〜990点のスコア評価。伸びが見えるので学習モチベーションを維持しやすい
  • Listening 100問+Reading 100問・約2時間のマーク式試験。CBTではなくPBT(紙)が中心
  • 日本の受験者数は公開+IPテスト合算で年間200万人超。国内最大の英語試験
  • 楽天・ユニクロ・ファーストリテイリングなど「英語公用語化」企業で昇進要件として採用
  • 大手企業の管理職昇進要件はTOEIC 730点前後、グローバル人材は860点以上が目安

受験者数・試験日程・合格率

実施機関

一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)

受験者数(目安)

公開テスト 約67万人/年、IPテスト含め合算で年間200万人超(国内最大規模)

合格率

合否制ではなくスコア評価(10〜990点満点)。平均スコアは公開テストで社会人600前後、大学生500台、新入社員採用基準は550〜650点あたりが目安

受験料

公開テスト 7,810円(税込・リピート割引あり)

年間スケジュール

  • 公開テスト:原則毎月1〜2回、全国主要都市で実施(午前/午後の2部制)
  • IPテスト(団体特別受験制度):企業・学校が指定する日程で随時実施
  • 結果通知:公開テストは受験約17日後にインターネットでスコア確認可能、Official Score Certificateは約30日後に発送

※試験日・会場・受験料の詳細は実施機関の公式サイトで最新情報をご確認ください。TOEIC S&W(Speaking & Writing)・TOEIC Bridgeは別試験。

出典:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」2023〜2024年度

試験の構成

TOEIC L&Rは、Listening(リスニング)100問・約45分と、Reading(リーディング)100問・75分の合計約2時間・200問で構成されるマーク式テストです。全7パートで、写真描写・応答・会話・説明文・短文穴埋め・長文穴埋め・読解と多様な形式でビジネス/日常英語を網羅的に測ります。

試験形式

PBT(紙・マークシート方式)※一部IPテストでオンライン実施あり

試験時間

合計約2時間(Listening 約45分+Reading 75分)。途中休憩なし

解答形式

4択マークシート(200問)。ListeningはCD/スピーカー音声、Readingは問題冊子のみで回答

合格基準

合否制ではなくスコア評価。Listening 5〜495点+Reading 5〜495点の合計10〜990点で英語運用能力を表示

出題科目

Part 1:写真描写問題(Photographs)

Listening・6問

1枚の写真について4つの短い説明文を聞き、最も適切に描写しているものを選ぶ。

Part 2:応答問題(Question-Response)

Listening・25問

1つの質問または発言に対する3つの応答を聞き、最も適切なものを選ぶ。

Part 3:会話問題(Conversations)

Listening・39問(13会話)

2〜3人の会話を聞き、会話ごとに3つの設問に解答。職場・出張・買い物などビジネス/日常場面。

Part 4:説明文問題(Talks)

Listening・30問(10トーク)

アナウンス・留守電・ラジオ・スピーチなど1人の話し手による説明文を聞き、設問に解答。

Part 5:短文穴埋め問題(Incomplete Sentences)

Reading・30問

文法・語彙・語法を4択で選ぶ短文穴埋め。スピードと正確性が問われる。

Part 6:長文穴埋め問題(Text Completion)

Reading・16問(4文書)

EメールやNotice等の長文中の空所に適切な語句・文を選ぶ。文脈把握力が必要。

Part 7:読解問題(Reading Comprehension)

Reading・54問

広告・記事・Eメール・チャットなど1〜3つの文書を読み設問に解答。シングル/ダブル/トリプルパッセージを含む最難関パート。

問われる力

  • ビジネス・日常の自然なスピードの英語音声を聞き取り、要点と詳細を把握するリスニング力
  • 文法・語彙・語法を瞬時に判断し正しい英文構造を選ぶ言語知識
  • EメールやNotice、記事など実務で頻出する文書を速く正確に読み取るリーディング力
  • 75分で100問のReadingをやり切るタイムマネジメント・処理速度

資格取得後のキャリア

TOEICスコアは日本企業の採用・昇進・海外赴任要件として最も広く使われる英語指標です。楽天やファーストリテイリング(ユニクロ)などの英語公用語化企業では昇進要件として高スコアが課され、一般的な大手企業でも管理職・グローバル人材の要件としてTOEIC 730〜860点が目安となっています。

主なキャリアパス

新卒・中途採用での評価

多くの大手企業が採用基準としてTOEIC 550〜650点を設定。商社・外資系・総合職では730点以上、海外営業やグローバル職は860点以上が望まれる。

昇進・昇格要件

楽天・ユニクロ・日立・資生堂など英語公用語化・グローバル化企業では、管理職昇進にTOEIC 700〜800点台の要件を課す例が多い。

海外赴任・駐在員選抜

海外拠点へのアサインや駐在員選抜でTOEIC 800〜860点以上を前提とする企業が多数。英語運用能力の客観指標として機能。

大学入試・単位認定

多くの大学で入試優遇・単位認定・留学選抜にTOEICスコアを採用。編入試験や大学院入試でもスコア提出が求められる。

関連データ

社会人の平均スコア(公開テスト)

約600点前後

出典:IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」受験者分析(2023〜2024年度)

大学生の平均スコア

500点台

出典:IIBC受験者分析(大学生受験層・直近年度)

新入社員の採用目安スコア

550〜650点

出典:IIBC「上場企業における英語活用実態調査」等

管理職・グローバル人材の目安スコア

管理職 約730点/グローバル人材 860点以上

出典:IIBC企業調査・英語公用語化企業の公表要件より

日本の年間受験者数

公開+IPテスト合算で200万人超

出典:IIBC「TOEIC Program 受験者データ」直近年度

  • 「スコアが100点上がると年収が◯万円上がる」という定量効果を示す社内調査もあり、投資対効果の高い自己投資として位置づけられる
  • 転職市場では履歴書に記載するだけで書類通過率が上がる傾向。730点以上は「英語で業務ができる」シグナルになりやすい
  • 英語公用語化企業では社内メール・会議・評価面談が英語で行われるため、高スコアが実務の前提条件になっている

よくある質問

Q. TOEICは合否制ですか?何点取れば合格ですか?

A. 合否制ではありません。Listening 5〜495点+Reading 5〜495点の合計10〜990点のスコアで英語運用能力を表示する試験です。目的に応じて必要スコアが変わり、新入社員採用目安は550〜650点、大手企業の管理職昇進要件は730点前後、グローバル人材・海外赴任要件は860点以上が一般的な目安です。

Q. 試験時間と問題構成を教えてください

A. Listening 約45分(100問)+Reading 75分(100問)の合計約2時間・200問です。途中休憩はありません。Part1(写真描写6問)、Part2(応答25問)、Part3(会話39問)、Part4(説明文30問)、Part5(短文穴埋め30問)、Part6(長文穴埋め16問)、Part7(読解54問)の全7パート構成です。

Q. 公開テストとIPテストの違いは?

A. 公開テスト(Public Test)は個人が申込み全国の公開会場で受験するテストで、Official Score Certificate(公式認定証)が発行されます。IPテスト(Institutional Program:団体特別受験制度)は企業・学校が実施するもので、同じ問題を使いスコアは有効ですが、公開テストとは別建ての認定証となります。

Q. どれくらい勉強するとスコアが伸びますか?

A. 一般的には100点スコアを上げるのに約200〜300時間の学習が目安と言われます。600点から730点を目指す場合で約200〜300時間、730点から860点で300〜400時間が平均的。Part別の弱点分析・語彙強化・公式問題集の反復が定石の学習法です。

Q. TOEIC L&RとS&W、Bridgeの違いは?

A. TOEIC L&Rはリスニングとリーディングを測る試験(本ページで扱うのはこれ)。TOEIC S&W(Speaking & Writing)はスピーキングとライティングを別途測定する試験。TOEIC Bridgeは初級〜中級者向けの易しめの試験で、主に中高生や英語学習初期層が対象です。