用語解説辞典

第一種電気工事士試験の重要用語 200語を収録

200

出題頻度:
超頻出

IV

(あいぶい)機器・材料・工具

600Vビニル絶縁電線。導体をビニルで絶縁した単線・より線の電線で、管内配線に用いる。

圧着端子

(あっちゃくたんし)機器・材料・工具

電線の端末に専用工具でかしめて取り付ける接続端子。端子台やねじ接続に確実に結線する。

EM-EEF

(いーえむいーいーえふ)機器・材料・工具

ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースの平形ケーブル。鉛・ハロゲンを含まないエコ電線。

位相

(いそう)基礎理論

交流波形の時間的な進み・遅れを角度(ラジアンや度)で表したもの。複数の交流波形のずれは位相差で表す。

一般用電気工作物

(いっぱんようでんきこうさくぶつ)施工・検査・法令

低圧(600V以下)で受電する一般家庭や小規模店舗などの電気設備。

インダクタンス

(いんだくたんす)基礎理論

コイルが電流の変化を妨げる性質の大きさ。単位はヘンリー[H]。自己インダクタンスと相互インダクタンスがある。

インピーダンス

(いんぴーだんす)基礎理論

交流回路における電流の流れにくさの総合的な量。抵抗とリアクタンスを合成したもので、単位はオーム[Ω]。

A種接地工事

(えーしゅせっちこうじ)施工・検査・法令

高圧・特別高圧用機器の鉄台や金属製外箱などに施す接地工事。接地抵抗値は10Ω以下。

LED

(えるいーでぃー)機器・材料・工具

電流を流すと発光する半導体素子(発光ダイオード)。発光効率が高く長寿命な照明光源。

オームの法則

(おーむのほうそく)基礎理論

導体に流れる電流は加えた電圧に比例し、抵抗に反比例するという法則。V=IRで表される。

がいし

(がいし)機器・材料・工具

電線を支持しつつ充電部と支持物を絶縁する磁器などの絶縁物。がいし引き工事などに用いる。

過電流継電器

(かでんりゅうけいでんき)施工・検査・法令

変流器が検出した過電流・短絡電流により動作し、遮断器を開放させる保護継電器。OCRと略す。

過電流遮断器

(かでんりゅうしゃだんき)配電・配線設計

過負荷や短絡による過大な電流を検知し、自動的に電路を遮断して保護する器具の総称。

幹線

(かんせん)配電・配線設計

引込口や分電盤から各分岐回路の分岐点までを結ぶ、電力供給の主要な電路。

キュービクル

(きゅーびくる)配電・配線設計

受変電設備一式を金属製の箱に収めた閉鎖型の高圧受電設備。

キュービクル

(きゅーびくる)施工・検査・法令

高圧受電設備一式を金属製の箱に収めたもの。屋外・屋上に設置でき省スペース。

共振

(きょうしん)基礎理論

RLC回路で誘導性リアクタンスと容量性リアクタンスが等しくなり、互いに打ち消し合う現象。共振周波数で生じる。

許容電流

(きょようでんりゅう)配電・配線設計

電線が絶縁被覆を損なわずに安全に流せる電流の最大値。電線の太さや種類で決まる。

キルヒホッフの法則

(きるひほっふのほうそく)基礎理論

複雑な回路を解析するための2つの法則。第一法則(電流則)と第二法則(電圧則)からなる。

金属管

(きんぞくかん)機器・材料・工具

電線を保護するために用いる金属製の電線管。機械的強度が高く、接地して使用する。

金属管工事

(きんぞくかんこうじ)施工・検査・法令

電線を金属製の電線管に収めて配線する工事。機械的保護に優れ、ほぼすべての場所で施工可。

クーロンの法則

(くーろんのほうそく)基礎理論

2つの点電荷の間に働く静電気力は、電荷の積に比例し距離の2乗に反比例するという法則。F=kQ1Q2/r²で表される。

区分開閉器

(くぶんかいへいき)配電・配線設計

高圧受電設備の引込口に設け、需要家構内を電力系統から区分するための開閉器。

区分開閉器

(くぶんかいへいき)施工・検査・法令

責任分界点に設け、需要家側の電路を電力系統から区分・開閉する開閉器。PASなどがある。

クランプメータ

(くらんぷめーた)機器・材料・工具

電線を挟むだけで電流を測定できる計器。回路を切らずに通電状態で電流を測れる。

計器用変圧器

(けいきようへんあつき)機器・材料・工具

高電圧を計器や継電器に適した低電圧に変換する変成器。記号VTまたはPTで表す。

計器用変圧器

(けいきようへんあつき)施工・検査・法令

高電圧を計器や継電器が扱える低電圧に変成する変成器。VTと略す。二次側110Vが標準。

計器用変成器

(けいきようへんせいき)施工・検査・法令

計器用変圧器VTと変流器CTの総称。高電圧・大電流を計器や継電器用に変成する。

ケーブル工事

(けーぶるこうじ)施工・検査・法令

ケーブルを用いて配線する工事。施設場所の制限が少なく、高圧・低圧とも広く採用される。

ケーブルラック

(けーぶるらっく)機器・材料・工具

ケーブルを整然と支持・敷設するためのはしご状・受け皿状の金属製支持材。

検相器

(けんそうき)機器・材料・工具

三相交流の相順(相回転の向き)を確認する器具。電動機の回転方向の確認などに用いる。

検電器

(けんでんき)機器・材料・工具

電路に電圧が加わっているかどうかを確認する器具。停電作業前の無電圧確認に用いる。

コイル

(こいる)基礎理論

導線を巻いた素子。電流を流すと磁界を生じ、電流の変化を妨げる性質(インダクタンス)を持つ。

高圧

(こうあつ)配電・配線設計

交流600V超〜7000V以下、直流750V超〜7000V以下の電圧区分。工場やビルの受電に多い。

高圧ケーブル

(こうあつけーぶる)施工・検査・法令

高圧回路の配線に用いるケーブル。CVケーブル(架橋ポリエチレン絶縁)が主流。

高圧限流ヒューズ

(こうあつげんりゅうひゅーず)施工・検査・法令

短絡電流を限流して遮断する高圧用ヒューズ。負荷開閉器と組み合わせ短絡保護を担う。PF。

高圧交流負荷開閉器

(こうあつこうりゅうふかかいへいき)機器・材料・工具

負荷電流を開閉できる高圧用の開閉器。記号LBSで表し、限流ヒューズと組み合わせて使う。

高圧受電設備

(こうあつじゅでんせつび)施工・検査・法令

電力会社から高圧で受電し、構内で低圧に変圧して配電するための設備一式。

合成樹脂管工事

(ごうせいじゅしかんこうじ)施工・検査・法令

硬質塩化ビニル管やPF管などの合成樹脂管に電線を収めて配線する工事。耐食性に優れる。

合成抵抗

(ごうせいていこう)基礎理論

複数の抵抗を1つにまとめたときの等価な抵抗値。接続方法によって計算式が異なる。

光束

(こうそく)機器・材料・工具

光源から放射される光の量を表す測光量。単位はルーメン〔lm〕で表す。

亘長

(こうちょう)配電・配線設計

電線路の電源側から負荷側までの実際の長さ。電圧降下や電力損失の計算に用いる。

交流

(こうりゅう)基礎理論

時間とともに大きさと向きが周期的に変化する電流・電圧。正弦波交流が代表的で、家庭用電源は交流である。

コンダクタンス

(こんだくたんす)基礎理論

抵抗の逆数で、電流の流れやすさを表す量。単位はジーメンス[S]。G=1/Rで表される。

コンデンサ

(こんでんさ)基礎理論

電荷(電気エネルギー)を蓄える素子。2枚の電極の間に誘電体を挟んだ構造を持つ。静電容量C[F]で性能が表される。

サーマルリレー

(さーまるりれー)機器・材料・工具

過負荷電流による発熱で動作し電動機を保護する熱動継電器。電磁接触器と組み合わせて使う。

最大需要電力

(さいだいじゅようでんりょく)配電・配線設計

一定期間内に需要家が消費した電力の最大値。デマンドとも呼ばれ契約電力の基礎となる。

最大使用電圧

(さいだいしようでんあつ)施工・検査・法令

電路に通常使用される最大の電圧。絶縁耐力試験の試験電圧算定の基礎となる。

最大値

(さいだいち)基礎理論

交流の瞬時値がとる最大の大きさ(波高値)。正弦波では実効値の√2倍になる。

サイリスタ

(さいりすた)機器・材料・工具

ゲート信号で導通を制御できる半導体スイッチング素子。アノード・カソード・ゲートの3端子をもつ。

三相交流

(さんそうこうりゅう)基礎理論

位相が互いに120度ずつずれた3つの交流を組み合わせた電力供給方式。動力や送配電に広く使われる。

三相3線式

(さんそうさんせんしき)配電・配線設計

位相が120度ずつ異なる3つの電圧を3本の電線で供給する配電方式。動力負荷に広く用いられる。

三相4線式

(さんそうよんせんしき)配電・配線設計

三相の3線に中性線を加えた4線式で、相電圧と線間電圧の2種類を取り出せる配電方式。

3路スイッチ

(さんろすいっち)機器・材料・工具

1つの照明などを2か所から入切できるようにする切替スイッチ。階段や廊下の点滅に用いる。

C種接地工事

(しーしゅせっちこうじ)施工・検査・法令

300Vを超える低圧用機器の金属製外箱などに施す接地工事。接地抵抗値は10Ω以下。

CD管

(しーでぃーかん)機器・材料・工具

自己消火性をもたない合成樹脂製可とう電線管。コンクリート埋設専用で、識別のためオレンジ色。

CVケーブル

(しーぶいけーぶる)機器・材料・工具

架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル。耐熱性が高く高圧・大電流回路に用いる。

CVT

(しーぶいてぃー)機器・材料・工具

単心のCVケーブル3本をより合わせたトリプレックス形ケーブル。放熱性に優れ高圧幹線に多用。

磁界

(じかい)基礎理論

磁石や電流が周囲の空間に及ぼす磁気的な力の場。単位は[A/m]。磁力線の向きと強さで表される。

自家用電気工作物

(じかようでんきこうさくぶつ)施工・検査・法令

電気事業者から高圧・特別高圧で受電する需要設備など。設置者に保安責任がある。

支持点間距離

(しじてんかんきょり)施工・検査・法令

電線管やケーブルなどを造営材に固定する支持点と支持点との間の最大許容距離。

磁束

(じそく)基礎理論

ある面を貫く磁力線の総量。単位はウェーバ[Wb]。電磁誘導の起電力を考える際の基本量。

実効値

(じっこうち)基礎理論

交流の大きさを、同じ電力を生じる直流に換算した値。正弦波では最大値の1/√2(約0.707倍)になる。

遮断器

(しゃだんき)施工・検査・法令

負荷電流の開閉に加え、短絡・地絡などの事故電流を遮断できる開閉装置。CBと略す。

遮断容量

(しゃだんようりょう)配電・配線設計

遮断器が安全に遮断できる短絡電流の最大値。kAまたはMVAで表す。

周期

(しゅうき)基礎理論

交流が1回の変化(1サイクル)を完了するのに要する時間。単位は秒[s]。周波数の逆数で表される。

周波数

(しゅうはすう)基礎理論

交流が1秒間に繰り返す周期の回数。単位はヘルツ[Hz]。日本では東日本50Hz、西日本60Hzが使われる。

ジュール熱

(じゅーるねつ)基礎理論

抵抗に電流が流れるときに発生する熱。発熱量Qは電流の2乗・抵抗・時間に比例する。単位はジュール[J]。

受電

(じゅでん)配電・配線設計

電力会社の配電線から需要家の構内設備へ電気を受け入れること。受電方式は容量で異なる。

主任電気工事士

(しゅにんでんきこうじし)施工・検査・法令

登録電気工事業者の営業所ごとに置く電気工事の保安監督者。一定の資格・実務経験が必要。

受変電設備

(じゅへんでんせつび)配電・配線設計

高圧で受電し、構内で使用する電圧に変成・分配する一連の電気設備。

需要率

(じゅようりつ)配電・配線設計

設備容量の合計に対する最大需要電力の割合。すべての負荷が同時に使われないことを表す。

竣工検査

(しゅんこうけんさ)施工・検査・法令

電気設備の工事完了後、使用開始前に行う検査。外観・絶縁抵抗・接地抵抗などを確認する。

照度

(しょうど)機器・材料・工具

単位面積あたりに入射する光束の量。単位はルクス〔lx〕で表す。

進相コンデンサ

(しんそうこんでんさ)配電・配線設計

力率改善のために負荷と並列に接続する電力用コンデンサ。遅れ無効電力を補償する。

進相コンデンサ

(しんそうこんでんさ)機器・材料・工具

負荷と並列に接続して力率を改善するコンデンサ。遅れ無効電力を補償する。

進相コンデンサ

(しんそうこんでんさ)施工・検査・法令

遅れ力率を改善するために回路に並列接続するコンデンサ。SCと略す。無効電力を補償する。

Y結線

(すたーけっせん)基礎理論

三相交流の結線方式の一つ。3つの巻線の一端を1点(中性点)に共通接続する方式。スター結線ともいう。

スター結線

(すたーけっせん)配電・配線設計

三相の各相を1点(中性点)に集めてY字状に接続する結線方式。Y結線ともいう。

スターデルタ始動

(すたーでるたしどう)機器・材料・工具

三相誘導電動機の始動時に巻線をY結線、運転時にΔ結線へ切り替える始動方式。始動電流を抑える。

すべり

(すべり)機器・材料・工具

誘導電動機の同期速度に対する回転速度の遅れの割合。記号sで表す。

正弦波

(せいげんは)基礎理論

時間とともにサイン関数の形で滑らかに変化する波形。商用交流電源の電圧・電流の基本波形である。

静電容量

(せいでんようりょう)基礎理論

コンデンサが電荷を蓄える能力を表す量。単位はファラド[F]。Q=CVで、1Vで1Cを蓄えるときの容量が1Fである。

整流回路

(せいりゅうかいろ)機器・材料・工具

交流を直流に変換する回路。ダイオードやサイリスタなどの整流素子を用いる。

責任分界点

(せきにんぶんかいてん)配電・配線設計

電力会社と需要家との間で、設備の保安責任を区分する境界点。

責任分界点

(せきにんぶんかいてん)施工・検査・法令

電力会社と需要家との間で設備の保安・財産の責任を区分する境界点。

絶縁体

(ぜつえんたい)基礎理論

電気をほとんど通さない物質。自由電子が極めて少なく、抵抗率が非常に大きい。ガラス・ゴム・ビニルなどが代表例。

絶縁耐力試験

(ぜつえんたいりょくしけん)施工・検査・法令

高圧機器や電路に規定の試験電圧を一定時間印加し、絶縁の健全性を確認する試験。

絶縁抵抗

(ぜつえんていこう)配電・配線設計

電線や機器の充電部と大地・他の充電部との間の絶縁の良否を表す抵抗値。

絶縁抵抗

(ぜつえんていこう)施工・検査・法令

電路や機器の充電部と大地・他の電路との間の電気抵抗。漏れ電流の少なさを示す。

絶縁抵抗計

(ぜつえんていこうけい)施工・検査・法令

電路や機器の絶縁抵抗を測定する計器。メガーとも呼ばれる。

絶縁抵抗値

(ぜつえんていこうち)施工・検査・法令

低圧電路で電技が定める絶縁抵抗の最低基準値。対地電圧により0.1〜0.4MΩ以上。

接地

(せっち)配電・配線設計

電気機器の金属部などを大地に電気的に接続すること。感電や事故の防止を目的とする。

接地工事

(せっちこうじ)施工・検査・法令

電気機器や電路を大地と電気的に接続する工事。感電・火災・機器損傷を防ぐ。

接地抵抗

(せっちていこう)配電・配線設計

接地電極と大地との間の電気抵抗。値が小さいほど安全で、種別ごとに上限が定められる。

接地抵抗

(せっちていこう)施工・検査・法令

接地電極と大地との間の電気抵抗。値が小さいほど良好な接地状態を示す。

接地抵抗計

(せっちていこうけい)機器・材料・工具

接地極の接地抵抗を測定する計器。補助接地極を用いて電位降下法で測定する。

接地抵抗計

(せっちていこうけい)施工・検査・法令

接地電極の接地抵抗値を測定する計器。アーステスタとも呼ばれる。

線間電圧

(せんかんでんあつ)基礎理論

三相交流で、3本の電線のうち2本の線の間にかかる電圧。一般に「三相200V」などと呼ぶときの値。

相電圧

(そうでんあつ)基礎理論

三相交流で、1つの相(巻線や負荷1個)にかかる電圧。結線方式により線間電圧との関係が異なる。

単相3線式

(たんそうさんせんしき)配電・配線設計

2本の電圧線と1本の中性線の計3線で、100Vと200Vの2種類の電圧を供給できる配電方式。

単相2線式

(たんそうにせんしき)配電・配線設計

2本の電線で電力を供給する単相交流の配電方式。一般家庭の100V回路などに用いられる。

短絡電流

(たんらくでんりゅう)配電・配線設計

電線同士が直接接触するなどして回路抵抗が極端に小さくなったときに流れる過大な電流。

断路器

(だんろき)機器・材料・工具

無負荷の電路を開閉する開閉器。点検時に回路を確実に切り離す。記号DSで表す。

断路器

(だんろき)施工・検査・法令

無負荷状態で回路を開閉し、点検時に電路を確実に切り離す開閉器。DSと略す。負荷電流は遮断不可。

蓄電池

(ちくでんち)機器・材料・工具

化学エネルギーと電気エネルギーを相互変換し充放電を繰り返せる二次電池。非常用電源などに用いる。

中性線

(ちゅうせいせん)配電・配線設計

単相3線式や三相4線式で電圧の基準となる電線。通常は接地され、不平衡電流が流れる。

張線器

(ちょうせんき)機器・材料・工具

架空電線やちょう架線を引っ張って張力を与え、たるみを調整する工具。シメラーともいう。

直流

(ちょくりゅう)基礎理論

時間が経っても大きさと向きが変化しない一定の電流・電圧。乾電池や蓄電池が代表的な直流電源である。

直列リアクトル

(ちょくれつりあくとる)施工・検査・法令

進相コンデンサに直列接続し、突入電流や高調波を抑制するリアクトル。SRと略す。

地絡

(ちらく)配電・配線設計

電路や機器の充電部が大地と電気的につながり、大地へ電流が流れる事故。漏電もこれに含む。

地絡継電器

(ちらくけいでんき)施工・検査・法令

零相変流器が検出した地絡電流により動作し、遮断器を開放させる保護継電器。GRと略す。

低圧

(ていあつ)配電・配線設計

交流600V以下、直流750V以下の電圧区分。一般家庭や小規模需要家で使われる。

低圧進相コンデンサ

(ていあつしんそうこんでんさ)機器・材料・工具

低圧の電動機など個別負荷の力率を改善するため負荷端に並列接続するコンデンサ。

D種接地工事

(でぃーしゅせっちこうじ)施工・検査・法令

300V以下の低圧用機器の金属製外箱などに施す接地工事。接地抵抗値は100Ω以下。

抵抗

(ていこう)基礎理論

電流の流れにくさを表す量。単位はオーム[Ω]。導体の長さに比例し、断面積に反比例する。

抵抗率

(ていこうりつ)基礎理論

物質固有の電気の通しにくさを表す量。単位は[Ω・m]。値が小さいほど電気をよく通す。

Δ結線

(でるたけっせん)基礎理論

三相交流の結線方式の一つ。3つの巻線を三角形状に環状接続する方式。デルタ結線・三角結線ともいう。

デルタ結線

(でるたけっせん)配電・配線設計

三相の巻線を環状に接続する結線方式。Δ字状になりΔ結線・三角結線とも呼ぶ。

電圧

(でんあつ)基礎理論

2点間の電位差で、電荷を移動させる能力を表す。単位はボルト[V]。1Cの電荷に1Jの仕事をするときの電位差が1Vである。

電圧降下

(でんあつこうか)基礎理論

電線や抵抗に電流が流れることで生じる電圧の低下。送電端と受電端の電圧の差として現れる。

電圧降下

(でんあつこうか)配電・配線設計

電線の抵抗やリアクタンスにより、送電端と受電端の間で電圧が低下する現象。

電位差

(でんいさ)基礎理論

回路上の2点間の電位の差。電圧と同じ意味で用いられ、単位はボルト[V]。電流を流す原動力となる。

電界

(でんかい)基礎理論

電荷が周囲の空間に及ぼす電気的な力の場。単位は[V/m]。1Cの電荷が受ける力の大きさと向きで表される。

電気工作物

(でんきこうさくぶつ)施工・検査・法令

発電・変電・送配電・電気使用のために設置する機械・器具・電線路などの工作物の総称。

電気工事業法

(でんきこうじぎょうほう)施工・検査・法令

電気工事業を営む者の登録や業務を規律し、工事の適正な実施を確保する法律。

電気工事士法

(でんきこうじしほう)施工・検査・法令

電気工事の作業に従事する者の資格と義務を定め、欠陥工事による災害を防止する法律。

電気工事士免状

(でんきこうじしめんじょう)施工・検査・法令

電気工事士の資格を証明する免状。都道府県知事が交付し、第一種は定期講習が義務。

電気事業法

(でんきじぎょうほう)施工・検査・法令

電気事業の運営と電気工作物の保安を規律する法律。電気設備技術基準の根拠法。

電気設備技術基準

(でんきせつびぎじゅつきじゅん)施工・検査・法令

電気設備の保安について最低限満たすべき技術的要件を定めた経済産業省令。電技と略す。

電気用品安全法

(でんきようひんあんぜんほう)施工・検査・法令

電気用品の製造・販売を規制し、危険・障害の発生を防止する法律。PSEマークが目印。

電磁接触器

(でんじせっしょくき)機器・材料・工具

電磁石の力で接点を開閉する開閉器。電動機などの遠隔・自動の入切に用いる。記号MCで表す。

電磁誘導

(でんじゆうどう)基礎理論

コイルを貫く磁束が変化すると起電力が生じる現象。発生する起電力の大きさは磁束の変化の割合に比例する(ファラデーの法則)。

電磁力

(でんじりょく)基礎理論

磁界の中を流れる電流が受ける力。フレミングの左手の法則で向きが決まり、F=BILで大きさが求められる。

電線管

(でんせんかん)配電・配線設計

電線を機械的・電気的に保護するために収める管。金属管や合成樹脂管などがある。

電熱

(でんねつ)機器・材料・工具

電流が抵抗を流れる際に発生するジュール熱を利用して加熱すること。電気加熱の総称。

電流

(でんりゅう)基礎理論

導体中を移動する電荷の流れ。単位はアンペア[A]で、1秒間に1クーロンの電荷が移動するときの電流が1Aである。

電流減少係数

(でんりゅうげんしょうけいすう)配電・配線設計

同一電線管内に複数本の電線を収めたとき、許容電流を低減するために乗じる係数。

電力

(でんりょく)基礎理論

単位時間あたりに電気がする仕事(消費するエネルギー)。単位はワット[W]。P=VIで表される。

電力損失

(でんりょくそんしつ)配電・配線設計

電線の抵抗により電気エネルギーが熱として失われること。電流の2乗に比例する。

電力量

(でんりょくりょう)基礎理論

電力を一定時間使用したときの総エネルギー量。電力×時間で表され、単位はワット時[Wh]やキロワット時[kWh]。

同期速度

(どうきそくど)機器・材料・工具

交流電動機の回転磁界の回転速度。電源周波数と極数で決まる理論上の速度。

導体

(どうたい)基礎理論

電気をよく通す物質。自由電子が多く、抵抗率が小さい。銅・アルミニウム・銀などの金属が代表例。

導電率

(どうでんりつ)基礎理論

物質の電気の通しやすさを表す量。抵抗率の逆数で、単位は[S/m]。電気伝導率ともいう。

特定電気用品

(とくていでんきようひん)施工・検査・法令

構造や使用方法から危険・障害が生じるおそれの大きい電気用品。ひし形PSEを表示する。

特別高圧

(とくべつこうあつ)配電・配線設計

7000Vを超える電圧区分。大規模工場や送電線など大電力の供給に用いられる。

ノックアウトパンチャ

(のっくあうとぱんちゃ)機器・材料・工具

金属製の分電盤やボックスに電線管接続用の丸穴をあける工具。油圧式が一般的。

%インピーダンス

(ぱーせんといんぴーだんす)配電・配線設計

機器の定格電流が流れたときの電圧降下を、定格電圧に対する百分率で表したインピーダンス。

配線用遮断器

(はいせんようしゃだんき)配電・配線設計

過負荷・短絡電流を遮断して配線を保護する開閉器。MCCBやブレーカと呼ばれる。

配線用遮断器

(はいせんようしゃだんき)機器・材料・工具

過負荷電流や短絡電流が流れたとき自動的に回路を遮断する開閉器。記号MCCBで表す。

配電盤

(はいでんばん)配電・配線設計

受電した電力を計測・監視し、各幹線へ分配・制御するための盤。分電盤より上流に位置する。

パイプベンダ

(ぱいぷべんだ)機器・材料・工具

金属管を曲げ加工するための工具。管をつぶさずに所定の角度・半径に曲げる。

PAS

(ぴーえーえす)施工・検査・法令

高圧架空引込線の責任分界点付近に設置する気中負荷開閉器。地絡事故の波及を防ぐ。

PSEマーク

(ぴーえすいーまーく)施工・検査・法令

電気用品安全法の技術基準に適合した電気用品に表示されるマーク。ひし形と丸形がある。

PF管

(ぴーえふかん)機器・材料・工具

自己消火性をもつ合成樹脂製可とう電線管。露出・隠ぺい配管に使え単独で施工できる。

B種接地工事

(びーしゅせっちこうじ)施工・検査・法令

高圧と低圧を結合する変圧器の低圧側中性点などに施す接地工事。混触時の危険を防ぐ。

引込

(ひきこみ)配電・配線設計

電力会社の架空配電線や地中線から需要家の建物へ電線を引き込むこと。またその電線。

皮相電力

(ひそうでんりょく)基礎理論

電圧の実効値と電流の実効値の積で表される見かけ上の電力。単位はボルトアンペア[VA]。S=VIで表される。

皮相電力

(ひそうでんりょく)配電・配線設計

電圧の実効値と電流の実効値の積で表される見かけ上の電力。単位はボルトアンペア(VA)。

避雷器

(ひらいき)機器・材料・工具

雷や開閉に伴う異常電圧(サージ)を大地へ逃がし機器を保護する装置。記号LAで表す。

避雷器

(ひらいき)施工・検査・法令

雷や開閉に伴う異常電圧を大地に放電し、機器を過電圧から保護する装置。LAと略す。

VE管

(ぶいいーかん)機器・材料・工具

硬質ポリ塩化ビニル電線管。直管状の硬い合成樹脂管で、露出・埋設配管に用いる。

V結線

(ぶいけっせん)配電・配線設計

2台の単相変圧器をV字状に接続して三相電力を供給する結線方式。

V結線

(ぶいけっせん)機器・材料・工具

単相変圧器2台で三相を供給する結線方式。Δ結線の1台を取り除いた形に相当する。

VVFケーブル

(ぶいぶいえふけーぶる)機器・材料・工具

600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル(平形)。屋内配線に最も多用される平形のケーブル。

負荷開閉器

(ふかかいへいき)施工・検査・法令

通常の負荷電流を開閉できるが事故電流の遮断はできない開閉器。LBSと略す。

負荷率

(ふかりつ)配電・配線設計

ある期間の最大需要電力に対する平均需要電力の割合。設備の利用効率を示す指標。

不等率

(ふとうりつ)配電・配線設計

各負荷の最大需要電力の合計を、合成した最大需要電力で割った値。常に1以上となる。

不平衡負荷

(ふへいこうふか)配電・配線設計

各相や各線にかかる負荷の大きさが等しくない状態。中性線電流の増加を招く。

ブリッジ回路

(ぶりっじかいろ)基礎理論

4つの抵抗をひし形に接続し、対角線に検流計と電源を配した回路。抵抗の精密測定などに用いる。

プルボックス

(ぷるぼっくす)機器・材料・工具

多数の電線・ケーブルの集合点や引込み・分岐に用いる金属製の箱。電線の引入れを容易にする。

フレミングの法則

(ふれみんぐのほうそく)基礎理論

磁界・電流・力(または起電力)の3つの向きの関係を手の指で表す法則。左手の法則と右手の法則がある。

分圧・分流

(ぶんあつぶんりゅう)基礎理論

直列回路で電圧が抵抗比に応じて分かれること(分圧)と、並列回路で電流が抵抗の逆比に応じて分かれること(分流)。

分岐回路

(ぶんきかいろ)配電・配線設計

幹線から分岐して照明やコンセントなどの負荷へ電気を供給する末端の回路。

分電盤

(ぶんでんばん)配電・配線設計

幹線を受けて複数の分岐回路に分け、各回路を遮断器で保護・制御する盤。

変圧器

(へんあつき)配電・配線設計

電磁誘導を利用して交流電圧を昇圧・降圧する静止機器。トランスとも呼ばれる。

変圧器

(へんあつき)機器・材料・工具

電磁誘導を利用して交流の電圧を変換する静止機器。一次巻線と二次巻線を鉄心に巻いて構成する。

変圧器

(へんあつき)施工・検査・法令

電磁誘導により交流電圧を変換する機器。高圧受電設備で6600Vを200V・100Vに降圧する。

変流器

(へんりゅうき)機器・材料・工具

大電流を計器に適した小電流に変換する変成器。記号CTで表す。二次定格は通常5A。

変流器

(へんりゅうき)施工・検査・法令

大電流を計器や継電器が扱える小電流に変成する変成器。CTと略す。二次側5Aが標準。

保護協調

(ほごきょうちょう)配電・配線設計

事故時に故障点に最も近い遮断器のみが動作し、上位を遮断しないよう保護装置を整定すること。

巻数比

(まきすうひ)機器・材料・工具

変圧器の一次巻線と二次巻線の巻数の比。電圧比に等しく、電流比の逆数となる。

無効電力

(むこうでんりょく)基礎理論

コイルやコンデンサと電源の間を往復するだけで消費されない電力。単位はバール[var]。Q=VIsinθで表される。

無効電力

(むこうでんりょく)配電・配線設計

電源と負荷の間を往復するだけで仕事をしない電力。単位はバール(var)。

メガー

(めがー)機器・材料・工具

絶縁抵抗を測定する計器(絶縁抵抗計)。高い直流電圧を加えて電路と大地間の絶縁を確認する。

有効電力

(ゆうこうでんりょく)基礎理論

実際に消費されて仕事や熱になる電力。単位はワット[W]。P=VIcosθで表される。

有効電力

(ゆうこうでんりょく)配電・配線設計

実際に仕事として消費される電力。単位はワット(W)。P=VIcosθで表される。

誘電体

(ゆうでんたい)基礎理論

コンデンサの電極間に挟む絶縁物。電界を加えると分極し、静電容量を大きくする働きを持つ。

誘導電動機

(ゆうどうでんどうき)機器・材料・工具

回転磁界による電磁誘導で回転子に電流を誘導しトルクを得る交流電動機。三相かご形が代表的。

リアクタンス

(りあくたんす)基礎理論

コイルやコンデンサが交流に対して示す電流の流れにくさ。単位はオーム[Ω]。誘導性と容量性がある。

リーマ

(りーま)機器・材料・工具

金属管を切断した際の内側の面取り(バリ取り)を行う工具。電線の被覆損傷を防ぐ。

離隔距離

(りかくきょり)施工・検査・法令

電線・機器と他の工作物・植物・人などとの間に確保すべき安全な距離。

力率

(りきりつ)基礎理論

皮相電力に対する有効電力の割合。cosθで表され、交流電力がどれだけ有効に使われるかを示す。

力率

(りきりつ)配電・配線設計

皮相電力に対する有効電力の割合。電力がどれだけ有効に使われているかを示す。

力率改善

(りきりつかいぜん)配電・配線設計

進相コンデンサなどを用いて遅れ力率を1に近づけ、無効電力を減らす対策。

リングスリーブ

(りんぐすりーぶ)機器・材料・工具

電線同士を接続するために用いる筒状の圧着スリーブ。リングスリーブ用圧着工具でかしめる。

零相変流器

(れいそうへんりゅうき)施工・検査・法令

地絡時に生じる零相電流を検出する変流器。地絡継電器と組み合わせ地絡保護を行う。ZCT。

漏電遮断器

(ろうでんしゃだんき)配電・配線設計

地絡(漏電)電流を検出して電路を遮断し、感電や火災を防ぐ保護器具。ELBやELCB。

漏電遮断器

(ろうでんしゃだんき)機器・材料・工具

地絡(漏電)を検出して回路を自動遮断する開閉器。感電・火災を防止する。記号ELCBで表す。

ワイヤストリッパ

(わいやすとりっぱ)機器・材料・工具

電線の絶縁被覆を導体を傷つけずにはぎ取る工具。心線を傷めずに被覆を除去できる。