Aアジェンダ
会議で取り上げる議題や進行予定をまとめたもので、英語の agenda に由来する。「協議事項」「議事日程」と訳され、会議の前に出席者へ配ることで、各自が内容を確認し意見を準備したうえで臨めるようにする狙いがある。何をどの順で話し合うかが事前に共有されるため、当日の議論が脱線しにくく、限られた時間を効率的に使える。秘書は会議準備の一環として、漏れのないアジェンダを整え事前配布する役割を担う。
会議の前に配る議題・進行予定
出席者の事前準備に役立つ
「協議事項」と訳される
会議に関するカタカナ用語に「アジェンダ(agenda)」と「ミニッツ(minutes)」がある。アジェンダは会議の前に配る議題、ミニッツは会議の後に作る記録で、作るタイミングと役割が正反対である。秘書はどちらも扱う場面が多いため、混同しないようにしたい。
| 観点 | アジェンダ | ミニッツ |
|---|---|---|
| 日本語の意味 | 議題・協議事項 | 議事録 |
| 作るタイミング | 会議の前に準備して配る | 会議の後にまとめる |
| 主な内容 | 取り上げる項目・進行予定 | 決定事項・発言・経過の記録 |
| 目的 | 出席者が準備し効率よく進める | 結果を残し共有・確認する |
会議で取り上げる議題や進行予定をまとめたもので、英語の agenda に由来する。「協議事項」「議事日程」と訳され、会議の前に出席者へ配ることで、各自が内容を確認し意見を準備したうえで臨めるようにする狙いがある。何をどの順で話し合うかが事前に共有されるため、当日の議論が脱線しにくく、限られた時間を効率的に使える。秘書は会議準備の一環として、漏れのないアジェンダを整え事前配布する役割を担う。
会議の前に配る議題・進行予定
出席者の事前準備に役立つ
「協議事項」と訳される
会議の議事録を意味する英語 minutes に由来する語である。決定事項・主な発言・検討の経過・次回への持ち越し事項などを記録し、出席できなかった人への共有や、後日「何が決まったか」を確認する根拠として用いる。会議が終わったあとに作成する点で、事前に配るアジェンダとは役割もタイミングも逆になる。秘書は発言や決定を正確に書き留め、決まったことが誰の目にも分かる形で残すことが求められる。
会議の後に作る議事録
決定事項・発言・経過を記録
共有・確認のために残す
アジェンダ=会議「前」の議題、ミニッツ=会議「後」の議事録。前は準備のため、後は記録のため、とタイミングで覚える。
Q1. 会議の「議事録」を意味するカタカナ用語はどれか。
正解:2. ミニッツ
議事録を意味するのはミニッツ(minutes)である。アジェンダは会議前に配る議題、レジュメは発表や論文の要旨をまとめたもの、プレゼンは発表(プレゼンテーション)を指す。会議の「後」に作り、決定事項や経過を残す記録がミニッツである点を、アジェンダと対にして押さえておきたい。後に作る記録がミニッツ、と覚えるとよい。
Q2. アジェンダの説明として最も適当なものはどれか。
正解:2. 会議で取り上げる議題・進行予定
アジェンダは会議で取り上げる議題や進行予定をまとめたもので、事前配布により出席者の準備を促す。会議後に作る決定事項の記録はミニッツであり、出席者名簿や会議室の予約表は会議の段取りに関わる別の資料である。アジェンダは「前に配る議題」だと覚え、記録のミニッツと混同しないこと。前は議題、後は記録、とタイミングで分ける。
Q3. 秘書がアジェンダを扱う際の対応として最も適当なものはどれか。
正解:2. 会議の前に出席者へ配り、内容に目を通してもらう
アジェンダは事前に出席者へ配り目を通してもらうことで会議を効率化するものである。終了後に配る、議長だけに渡す、記録専用とするといった扱いは、会議後に作って共有・確認に用いるミニッツと混同した誤りであり、いずれも事前準備という本来の目的を損なうため不適当である。出席者全員へ事前に配るのが正しい扱いである。