A母乳栄養
母乳栄養は、感染防御に働く免疫グロブリンA(IgA)などを含む初乳の利点があり、経済的で母子の愛着形成にも役立ちます。一方でビタミンK不足による出血症の予防(ビタミンK投与)などの配慮が必要です。
初乳にIgA
愛着形成に有利
ビタミンK補給に留意
母乳栄養は母乳のみ、人工栄養は育児用ミルクのみで育てる方法です。母乳には免疫物質が含まれる利点がある一方、人工栄養は授乳者を選ばず量が把握しやすい利点があります。
| 観点 | 母乳栄養 | 人工栄養 |
|---|---|---|
| 内容 | 母乳のみ | 育児用ミルクのみ |
| 免疫物質 | 初乳にIgA等を含む | 母乳由来の免疫は乏しい |
| 利点 | 免疫・経済的・愛着形成 | 誰でも授乳可・摂取量が分かる |
| 留意点 | ビタミンK・鉄の補給 | 70℃以上での衛生的な調乳 |
母乳栄養は、感染防御に働く免疫グロブリンA(IgA)などを含む初乳の利点があり、経済的で母子の愛着形成にも役立ちます。一方でビタミンK不足による出血症の予防(ビタミンK投与)などの配慮が必要です。
初乳にIgA
愛着形成に有利
ビタミンK補給に留意
人工栄養は育児用ミルクを用いる方法で、母親以外でも授乳でき、飲んだ量を把握しやすい利点があります。調乳は一度沸騰させた70℃以上の湯で行い、雑菌を防ぎます。なお母乳と人工栄養を併用する方法は混合栄養といいます。
誰でも授乳可
摂取量が分かる
70℃以上で調乳
母乳は「免疫(初乳のIgA)・愛着」、人工は「誰でも授乳・量が分かる」。両方を使うのは混合栄養。調乳は70℃以上が衛生の要点。
Q1. 初乳に多く含まれ、感染防御に働く免疫物質はどれか。
正解:1. 免疫グロブリンA(IgA)
初乳には免疫グロブリンA(IgA)やラクトフェリンが多く含まれ、乳児を感染から守ります。これが母乳栄養の大きな利点の一つです。
Q2. 育児用ミルクの調乳で衛生上推奨される湯の温度はどれか。
正解:3. 70℃以上
サカザキ菌等の感染を防ぐため、調乳には一度沸騰させた後70℃以上に保った湯を用います。調乳後は人肌まで冷ましてから与えます。