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保育の心理学

同化と調節の違い(ピアジェ)

ピアジェは、人が外界を理解する枠組みを「シェマ」と呼びました。同化は既存のシェマに新しい情報を取り込むこと、調節はシェマ自体を作り変えることで、両者のバランス(均衡化)で認知が発達します。

比較表で見る違い

観点同化調節
シェマの扱いシェマを変えずに取り込むシェマを作り変える
四つ足の動物を見て「犬」と呼ぶ猫は犬と違うと知り新たな枠組みを作る
関係均衡化により調節と釣り合う同化で対応できないときに起こる

それぞれの詳しい解説

A同化

同化は、新しい経験や情報を、すでに持っているシェマ(認識の枠組み)の中に取り込んで理解することです。たとえば「四つ足で毛のある動物=わんわん」というシェマを持つ子が、初めて見た猫も「わんわん」と呼ぶのが同化です。

  • 既存の枠組みに取り込む

  • シェマは変わらない

B調節

調節は、既存のシェマでは対応できないときに、シェマそのものを修正・変更することです。「猫は犬とは違う」と気づき、新たに「猫」のシェマを作るのが調節です。同化と調節が釣り合う「均衡化」によって認知発達が進みます。

  • 枠組みを作り変える

  • 同化で無理なときに起こる

試験対策のポイント

「同化=枠は変えず取り込む」「調節=枠を作り変える」。両者の均衡化が発達を生む、というピアジェの中心概念。

理解度チェック(1問)

Q1. ピアジェの理論で、既存のシェマを作り変えて新しい情報に対応することを何というか。

  1. 1同化
  2. 2調節
  3. 3保存
  4. 4脱中心化
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正解:2. 調節

既存の枠組み(シェマ)自体を修正・変更するのが「調節」です。枠を変えずに取り込むのが「同化」で、両者の均衡化により認知が発達します。

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