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ハードウェア

DRAMとSRAMの違い

どちらもRAMの一種ですが、内部構造が違います。DRAMはコンデンサで記憶するため定期的なリフレッシュが必要で安価、SRAMはフリップフロップで記憶するため高速だが高価です。

比較表で見る違い

観点DRAMSRAM
正式名称Dynamic Random Access MemoryStatic Random Access Memory
記憶素子コンデンサ+トランジスタ1個フリップフロップ(トランジスタ4〜6個)
リフレッシュ必要(電荷が抜けるため)不要
速度比較的遅い高速
コスト・容量安価で大容量化しやすい高価で容量は小さい

それぞれの詳しい解説

ADRAM(Dynamic RAM)

コンデンサに電荷をためて1ビットを記憶する方式のRAM。電荷が時間とともに抜けるため、定期的にリフレッシュ動作が必要です。構造が単純で集積しやすく、PCのメインメモリに使われます。

  • 集積度が高く安価、大容量化に向く

  • リフレッシュ動作が必要で消費電力も発生

  • PCのメモリモジュール(DIMM等)に採用

BSRAM(Static RAM)

フリップフロップ回路で1ビットを記憶する方式のRAM。電源があれば内容を保持し続けるためリフレッシュ不要で、アクセス速度はDRAMより高速です。回路が複雑で高価なため、CPUのキャッシュメモリなどに用いられます。

  • リフレッシュ不要で高速アクセスが可能

  • トランジスタを多く使うため高コスト

  • CPUの1次・2次キャッシュに採用

試験対策のポイント

「DRAM=安い・大容量・主記憶/要リフレッシュ」「SRAM=速い・高い・キャッシュ/不要」と整理。

理解度チェック(3問)

Q1. DRAMの特徴として最も適切なものはどれか。

  1. 1フリップフロップで記憶しリフレッシュ不要
  2. 2コンデンサで記憶し定期的にリフレッシュが必要
  3. 3電源を切ってもデータが残る
  4. 4読み出し専用で書き込みできない
解答・解説を見る

正解:2. コンデンサで記憶し定期的にリフレッシュが必要

DRAMはコンデンサで電荷を保持する方式で、電荷が抜けるため定期的なリフレッシュが必要。

Q2. CPUのキャッシュメモリに主に使われるメモリはどれか。

  1. 1DRAM
  2. 2SRAM
  3. 3マスクROM
  4. 4フラッシュメモリ
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正解:2. SRAM

SRAMは高速アクセスが可能なためCPUのキャッシュメモリに採用される。

Q3. DRAMとSRAMの比較として最も適切なものはどれか。

  1. 1DRAMはSRAMより高速だが高価である
  2. 2SRAMはDRAMより低速だが大容量化しやすい
  3. 3SRAMはDRAMより高速・高価でリフレッシュ不要である
  4. 4DRAMは不揮発性、SRAMは揮発性である
解答・解説を見る

正解:3. SRAMはDRAMより高速・高価でリフレッシュ不要である

SRAMは高速・高価・リフレッシュ不要、DRAMは低速・安価・要リフレッシュ。両方とも揮発性メモリ。

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