純資産株主資本(個人企業)借方簿記3級出題頻度 2/3
引出金
ひきだしきん
定義
個人企業の店主が私用のために事業の資金や商品を引き出した金額。資本金の減少を意味する。
詳細解説
引出金は個人企業において、店主(事業主)が事業用の現金・商品・備品などを私的に消費・使用した場合に計上する勘定科目である。資本金のマイナス項目としての性質を持つ。期中は引出金勘定で処理し、決算時に資本金勘定に振り替えて資本金を減少させる。株式会社には存在しない個人企業特有の勘定科目である。
借方科目として覚える
引出金 は純資産に属する勘定科目なので、増加時は借方、減少時は反対側(貸方)に記入します。純資産は「貸方=増加・借方=減少」が基本ルール。
仕訳例(3件)
例 1
店主が私用のため現金50,000円を引き出した
借方引出金 50,000
貸方現金 50,000
例 2
店主が商品(原価10,000円)を私用に消費した
借方引出金 10,000
貸方仕入 10,000
例 3
決算時に引出金60,000円を資本金に振り替えた
借方資本金 60,000
貸方引出金 60,000
関連勘定科目
よくある質問
Q. 引出金とは?
A. 個人企業の店主が私用のために事業の資金や商品を引き出した金額。資本金の減少を意味する。
Q. 引出金は借方・貸方のどちら?
A. 純資産なので増加時は借方、 減少時は反対側(貸方)に記入します。
Q. 引出金の仕訳例は?
A. 店主が私用のため現金50,000円を引き出した → (借)引出金 50,000 (貸)現金 50,000