違いシリーズ一覧に戻る
ストラテジ系

SWOT分析と3C分析の違い

SWOT分析と3C分析は経営戦略立案で頻出のフレームワーク。SWOTは内部環境(強み・弱み)と外部環境(機会・脅威)の4象限で自社を整理、3Cは顧客(Customer)・競合(Competitor)・自社(Company)の3視点で市場環境を分析します。両者は併用されることが多い手法です。

比較表で見る違い

観点SWOT分析3C分析
分析軸内部要因×外部要因 / プラス×マイナスCustomer / Competitor / Company
構成要素強み・弱み・機会・脅威の4象限顧客・競合・自社の3視点
視点自社内外を網羅市場環境を主に分析
主な目的戦略立案の方向性整理(クロスSWOT)市場機会と自社ポジションの把握
提唱者ハーバード大学(1960年代)大前研一(1982年)
発展形クロスSWOT分析4C分析(+Channel等)
使う場面中期計画・新規事業の検討マーケティング戦略・事業環境分析

それぞれの詳しい解説

ASWOT分析

自社を「内部環境(強み Strengths・弱み Weaknesses)×外部環境(機会 Opportunities・脅威 Threats)」の4象限で整理する手法。クロスSWOT分析として組み合わせ、「強み×機会=積極策」「強み×脅威=差別化」など戦略の方向性を抽出するのが典型的な使い方です。中期経営計画策定や新規事業検討で広く使われます。

  • 内部×外部、プラス×マイナスの4象限

  • 強み・弱み・機会・脅威を網羅

  • クロスSWOTで戦略方向性を抽出

  • 中期計画・新規事業検討で活用

B3C分析

事業環境を顧客(Customer)・競合(Competitor)・自社(Company)の3視点から分析するフレームワーク。マーケティング戦略立案で広く使われ、市場機会の発見と自社のポジショニング決定に役立ちます。Channel(流通)やCollaborator(協力者)を加えた4C・5C分析の発展形もあります。大前研一が提唱しました。

  • 顧客・競合・自社の3視点

  • 市場環境分析に強い

  • マーケティング戦略立案で活用

  • 大前研一が提唱

試験対策のポイント

「SWOT=4象限・内外環境網羅・戦略立案、3C=3視点・市場環境・マーケ戦略」で整理。

理解度チェック(2問)

Q1. SWOT分析の構成要素として、適切なものはどれか。

  1. 1Customer・Competitor・Company
  2. 2強み・弱み・機会・脅威
  3. 3Product・Price・Place・Promotion
  4. 4Plan・Do・Check・Action
解答・解説を見る

正解:2. 強み・弱み・機会・脅威

SWOT分析は強み(S)・弱み(W)・機会(O)・脅威(T)の4要素。Customer等は3C分析、Productなどは4Pマーケティング、Planなどは PDCAサイクル。

Q2. 3C分析に含まれる視点として、適切でないものはどれか。

  1. 1Customer(顧客)
  2. 2Competitor(競合)
  3. 3Company(自社)
  4. 4Cost(コスト)
解答・解説を見る

正解:4. Cost(コスト)

3C分析はCustomer・Competitor・Companyの3つ。Costは含まれない。発展形の4C分析ではChannel(流通)等が追加される。

同じ分野の「違い」記事

応用情報 記憶定着問題で演習する