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本社工場会計難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題本社工場会計 第637問

問題

本社工場会計を採用している。工場で賃金¥400,000を消費した(直接労務費)。工場側の仕訳を示しなさい。なお賃金の支払は本社が行い、賃金勘定は工場に設けている。

選択肢

  1. 1(借) 仕掛品 400,000 / (貸) 本社 400,000
  2. 2(借) 仕掛品 400,000 / (貸) 現金 400,000
  3. 3(借) 賃金 400,000 / (貸) 仕掛品 400,000
  4. 4(借) 仕掛品 400,000 / (貸) 賃金 400,000

正解

4. (借) 仕掛品 400,000 / (貸) 賃金 400,000

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解説

借方は仕掛品、貸方は賃金となる。本問は賃金勘定を工場に設けている前提での工場側の仕訳である。工場で直接工が作業に従事し、直接労務費¥400,000を消費したので、これを製品原価の一部として仕掛品勘定の借方に振り替える。その相手勘定は、工場に置かれている賃金勘定であり、消費額を表すためその貸方に¥400,000を記入する。賃金の現金支払そのものは本社が行うが、それは別の取引であり、本社が現金を支出する仕訳(本社側で工場勘定の借方・現金の貸方)と、工場で賃金勘定へ繰り入れる仕訳(工場側で賃金の借方・本社の貸方)を経て、工場の賃金勘定に消費すべき残高が用意される。本問が問うのはあくまで消費の仕訳であり、支払や繰入とは局面が異なる。直接労務費は仕掛品へ、間接労務費であれば製造間接費へ振り替える点も区別しておきたい。

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