問題
高齢者の老年症候群について、正しいものを3つ選べ。
選択肢
- 1低栄養や脱水は、高齢者では起こりにくく、ほとんど問題とならない。
- 2高齢者の薬物有害事象は若年者と差がなく、多剤併用(ポリファーマシー)は問題とならない。
- 3高齢者では、複数の慢性疾患を併せもち、症状が非典型的に現れることが多い。
- 4誤嚥性肺炎は、嚥下機能の低下した高齢者で発症しやすく、典型的な高熱を伴わないことがある。
- 5廃用症候群は、過度の安静や活動性の低下により心身の機能が低下した状態をいう。
正解(3つ選択)
3. 高齢者では、複数の慢性疾患を併せもち、症状が非典型的に現れることが多い。
4. 誤嚥性肺炎は、嚥下機能の低下した高齢者で発症しやすく、典型的な高熱を伴わないことがある。
5. 廃用症候群は、過度の安静や活動性の低下により心身の機能が低下した状態をいう。
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解説
高齢者は複数の慢性疾患を併せもち、症状が定型的に現れにくいという特徴がある。嚥下機能が低下した高齢者では誤嚥性肺炎を起こしやすく、高熱や咳などの典型症状を欠き、元気がない・食欲低下などのわかりにくい所見で現れることがある。廃用症候群は過度の安静や不活動により筋力低下・関節拘縮・認知機能低下などが生じた状態である。一方で高齢者は予備力の低下から低栄養や脱水を起こしやすく、問題となりにくいというのは誤りであり、加齢に伴う薬物動態の変化や多剤併用(ポリファーマシー)により薬物有害事象も起こりやすいため、これらが問題にならないとする記述も誤りである。(根拠: 老年症候群・高齢者の特性に関する一般的医学知識)
一問一答
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