A金属管
鋼製の電線管で、厚鋼電線管(G)・薄鋼電線管(C)・ねじなし電線管(E)に分かれます。機械的強度が高く、屋外や工場で広く使われます。金属なので接地工事(D種等)が必要。
厚鋼(G管)・薄鋼(C管)・ねじなし(E管)
機械的強度が高い
接地工事が必要(D種が原則)
電線管は配線を機械的・物理的に保護する管で、材質と特徴により4種類に大別されます。それぞれ施工できる場所と用途が異なり、特にCD管は埋設専用という決まりが頻出論点です。
| 観点 | 金属管(厚鋼・薄鋼・ねじなし) | 合成樹脂管(VE管) | PF管 | CD管 |
|---|---|---|---|---|
| 材質 | 鋼(亜鉛めっき) | 硬質塩化ビニル(硬質) | 合成樹脂(プラスチック、自己消火性) | 合成樹脂(プラスチック、自己消火性なし) |
| 形状 | 硬質(曲げ加工が必要) | 硬質(曲げ加工が必要) | 可とう(手で曲げられる) | 可とう(手で曲げられる) |
| 色 | 銀色(亜鉛めっき) | 灰色 | クリーム色/灰色 | オレンジ色(識別用) |
| 自己消火性 | 不燃 | 自己消火性あり | 自己消火性あり | なし |
| 施工場所 | 屋内・屋外・露出・隠蔽すべて可 | 屋内・屋外(重量物の影響を受けない場所) | 屋内・屋外(コンクリート埋設・点検不能箇所も可) | コンクリート埋設専用(露出・隠蔽は不可) |
| 接地工事 | 原則必要(金属管なので) | 不要 | 不要 | 不要 |
| 主な用途 | 工場・倉庫・屋外、機械的保護重視 | 屋内露出配管、屋外露出(耐候性) | 一般住宅の隠蔽配管・天井裏など | コンクリート埋設専用(建物の床・壁内) |
鋼製の電線管で、厚鋼電線管(G)・薄鋼電線管(C)・ねじなし電線管(E)に分かれます。機械的強度が高く、屋外や工場で広く使われます。金属なので接地工事(D種等)が必要。
厚鋼(G管)・薄鋼(C管)・ねじなし(E管)
機械的強度が高い
接地工事が必要(D種が原則)
硬質塩化ビニル(VE)製の硬質電線管。色は灰色で耐候性・耐薬品性に優れ、屋外露出にも使えます。電気絶縁性が高いため接地工事は不要。
硬質塩化ビニル製
色は灰色、自己消火性あり
接地工事不要
自己消火性のある合成樹脂可とう電線管。手で曲げられるため施工性が良く、隠蔽配管・点検不能箇所・コンクリート埋設にも使えます。住宅で広く普及。
自己消火性あり
可とう性で施工容易
埋設・露出・隠蔽すべて可
自己消火性のない合成樹脂可とう電線管。オレンジ色で識別され、必ずコンクリートに埋め込んで使用します。露出や点検口のある場所では使用禁止。
自己消火性なし
色はオレンジ(PF管との識別用)
コンクリート埋設専用
露出・隠蔽(コンクリート外)は不可
「金属管=接地必要、CD管=オレンジ色・埋設専用、PF管=自己消火性あり・万能」。CD管は自己消火性がないためコンクリート埋設に限定される点が最頻出。
Q1. CD管に関する記述として正しいものはどれか。
正解:3. コンクリートに埋め込んで使用する
CD管は自己消火性がないため、コンクリートに埋め込んで使用する。色はオレンジで識別。
Q2. 次の電線管のうち、自己消火性がないため露出配管に使用できないものはどれか。
正解:3. CD管
CD管は自己消火性がなく、コンクリート埋設専用。PF管は自己消火性ありで露出にも使える。
Q3. 金属管工事を低圧屋内配線で施工する場合の接地工事として原則正しいものはどれか(使用電圧100V)。
正解:4. D種接地工事
使用電圧300V以下の金属管にはD種接地工事を施す。300V超ならC種。