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保育原理・制度

保育所と幼稚園の違い

保育所と幼稚園は、どちらも就学前の子どもが通う施設ですが、よって立つ法律も目的も異なります。保育所は「保育を必要とする子ども」を対象にする児童福祉施設、幼稚園は「教育」を行う学校という位置づけが最大の違いです。

比較表で見る違い

観点保育所幼稚園
根拠法児童福祉法(児童福祉施設)学校教育法(学校)
所管こども家庭庁文部科学省
対象年齢0歳〜小学校就学前満3歳〜小学校就学前
標準的な時間原則8時間(保育の必要量に応じる)標準4時間(教育課程)
職員資格保育士幼稚園教諭免許

それぞれの詳しい解説

A保育所

保育所は児童福祉法第39条に基づく児童福祉施設で、「保育を必要とする」乳幼児を保護者に代わって保育します。所管はこども家庭庁、職員は保育士、保育の実施責任は市町村にあります。0歳から預かり、保育時間も長いのが特徴です。

  • 根拠は児童福祉法

  • 保育を必要とする事由の認定が必要

  • 保育内容は保育所保育指針による

B幼稚園

幼稚園は学校教育法に基づく「学校」で、満3歳から就学前の幼児に教育を行います。所管は文部科学省、職員は幼稚園教諭です。標準教育時間は4時間で、保育の必要性の有無は問われません。教育内容は幼稚園教育要領によります。

  • 根拠は学校教育法

  • 満3歳から入園

  • 教育内容は幼稚園教育要領による

試験対策のポイント

「保育所=児童福祉法・こども家庭庁・保育士・0歳から」「幼稚園=学校教育法・文科省・幼稚園教諭・3歳から」とセットで暗記する。

理解度チェック(2問)

Q1. 保育所の根拠法と所管の組合せとして正しいものはどれか。

  1. 1学校教育法・文部科学省
  2. 2児童福祉法・こども家庭庁
  3. 3児童福祉法・文部科学省
  4. 4学校教育法・こども家庭庁
解答・解説を見る

正解:2. 児童福祉法・こども家庭庁

保育所は児童福祉法第39条に基づく児童福祉施設で、2023年4月以降はこども家庭庁が所管します。学校教育法・文部科学省は幼稚園の組合せであり誤りです。

Q2. 幼稚園の入園対象として正しいものはどれか。

  1. 10歳から
  2. 2満1歳から
  3. 3満3歳から小学校就学前
  4. 4満4歳から
解答・解説を見る

正解:3. 満3歳から小学校就学前

幼稚園は学校教育法上、満3歳から小学校就学の始期に達するまでの幼児が対象です。0歳から預かるのは保育所であり、年齢で両者を区別できます。

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