A仕損
加工に失敗するなどして、一定の品質や規格に達しない不合格品(仕損品)が発生すること。仕損品は形ある物として残るため、スクラップとして売却できる場合は評価額(仕損品評価額)が生じ、その分を仕損費から控除します。
不合格品という形ある物が残る
売却価値があれば評価額を控除
正常仕損費は良品が負担
| 観点 | 仕損 | 減損 |
|---|---|---|
| 発生する物 | 一定の品質に達しない不合格品(仕損品) | 物理的に消失(蒸発・ガス化・粉散) |
| 残存物の有無 | 仕損品という形ある物が残る | 残らない(消えてなくなる) |
| 評価額(売却価値) | 評価額が生じることがある | 評価額は生じない |
| 計算上の数量把握 | 仕損品の数量を把握できる | 減損量を投入と産出の差で把握 |
| 代表例 | 不良品・規格外の製品 | 液体の蒸発・原料の目減り |
加工に失敗するなどして、一定の品質や規格に達しない不合格品(仕損品)が発生すること。仕損品は形ある物として残るため、スクラップとして売却できる場合は評価額(仕損品評価額)が生じ、その分を仕損費から控除します。
不合格品という形ある物が残る
売却価値があれば評価額を控除
正常仕損費は良品が負担
製造の過程で材料が蒸発・粉散・ガス化などにより物理的に消失すること。物自体が消えてなくなるため、売却できる残存物はなく評価額は生じません。投入量と産出量の差として減損量を把握し、正常減損費は良品が負担します。
物理的に消失し残存物がない
評価額は生じない
正常減損費は良品が負担
仕損=不良品が残る(評価額あり得る)、減損=物が消える(評価額なし)。残存物の有無で見分ける。
Q1. 減損の説明として正しいものはどれか。
正解:1. 材料が蒸発・粉散などで物理的に消失すること
減損は蒸発・ガス化・粉散などにより物自体が消えてなくなる損失で、残存物がない。不合格品が残るのは仕損。
Q2. 仕損と減損の違いとして正しいものはどれか。
正解:1. 仕損は形ある不合格品が残るが、減損は物が消失する
仕損は不合格品という形ある物が残り評価額が生じうるのに対し、減損は物理的に消失するため残存物・評価額がない。
Q3. 仕損品評価額の取り扱いとして正しいものはどれか。
正解:1. 仕損費から控除する
仕損品にスクラップとしての売却価値がある場合、その評価額を仕損費から控除して良品が負担する仕損費を圧縮する。