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純資産難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題純資産 第274問

問題

増資のため新株2,000株を1株¥4,000で発行し、全額の払込みを受け当座預金とした。会社法規定の最低額を資本金とする。

選択肢

  1. 1(借) 当座預金 8,000,000 / (貸) 資本金 8,000,000
  2. 2(借) 当座預金 8,000,000 / (貸) 資本金 4,000,000, 資本準備金 4,000,000
  3. 3(借) 当座預金 8,000,000 / (貸) 資本金 4,000,000, その他資本剰余金 4,000,000
  4. 4(借) 当座預金 8,000,000 / (貸) 資本準備金 8,000,000

正解

2. (借) 当座預金 8,000,000 / (貸) 資本金 4,000,000, 資本準備金 4,000,000

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解説

増資による新株発行でも、株主からの払込額を当座預金として受け入れ、貸方を純資産の項目で処理する。払込金額は発行株数2,000株に1株あたり発行価額¥4,000を乗じた¥8,000,000である。本問は会社法規定の最低額を資本金とする指示があり、資本金に組み入れる最低額は払込金額の2分の1と定められている。したがって¥8,000,000の2分の1である¥4,000,000を資本金とし、残額¥4,000,000を資本準備金として計上する。資本金に組み入れなかった払込剰余額は資本準備金となる点が重要である。資本準備金は会社法上の法定準備金であり、株主への配当の財源にはならず、欠損てん補や資本金組入れなどに用途が限定される。全額資本金とする問題と最低額のみ資本金とする問題は、貸方の金額構成が大きく異なるため、問題文の指示を正確に区別して仕訳することが得点の分かれ目となる。

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