問題
異常な原因による材料の棚卸減耗¥18,000が生じた。これは非原価項目として処理する。仕訳を示しなさい。
選択肢
- 1(借) 製造間接費 18,000 / (貸) 材料 18,000
- 2(借) 棚卸減耗損 18,000 / (貸) 材料 18,000
- 3(借) 仕掛品 18,000 / (貸) 材料 18,000
- 4(借) 材料 18,000 / (貸) 棚卸減耗損 18,000
正解
2. (借) 棚卸減耗損 18,000 / (貸) 材料 18,000
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解説
結論として、異常な棚卸減耗18,000は非原価項目なので棚卸減耗損勘定の借方で処理し、相手勘定の材料を貸方で減少させる。計算上は減耗額18,000の全額を製造原価に入れず損失として計上する。理論的には、火災・盗難・天災や通常生じ得る範囲を超える大量の目減りなどによる異常な減耗は、製造活動に通常伴うコストとはいえず原価性がないため、製造間接費に算入してはならない。原価計算基準のいう非原価項目として、棚卸減耗損(営業外費用または特別損失)で当期の損失に直接計上し、製品原価とは切り離す勘定連絡をとる。誤りやすいのは、正常な棚卸減耗と同じく製造間接費へ振り替えてしまう点で、それでは異常な損失まで製品原価に紛れ込み原価が歪む。正常減耗は製造間接費(原価性あり)、異常減耗は棚卸減耗損などの非原価項目(原価性なし)という区分が判断の決め手であり、本問は異常なので非原価処理とする。
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