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製造間接費難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題製造間接費 第560問

問題

製造間接費を実際配賦している。当月の実際発生額¥300,000の全額を仕掛品に配賦する仕訳を示しなさい。

選択肢

  1. 1(借) 製造間接費 300,000 / (貸) 仕掛品 300,000
  2. 2(借) 仕掛品 300,000 / (貸) 製造間接費配賦差異 300,000
  3. 3(借) 製造間接費 300,000 / (貸) 経費 300,000
  4. 4(借) 仕掛品 300,000 / (貸) 製造間接費 300,000

正解

4. (借) 仕掛品 300,000 / (貸) 製造間接費 300,000

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解説

結論として、実際配賦では当月の実際発生額300,000円の全額を製造間接費勘定から仕掛品勘定へ配賦する。よって仕掛品を借方、製造間接費を貸方に300,000円で計上する。実際配賦とは、月末に確定した製造間接費の実際発生額を、実際の配賦基準(作業時間など)に比例して各製品へ割り当てる方法であり、予定配賦のように事前の配賦率を用いない。そのため配賦額と発生額は一致し、製造間接費配賦差異は発生しない。勘定連絡では、各原価要素から集計された製造間接費の借方残高が、そのまま仕掛品の借方へ振り替えられて消える。誤りやすい点は、差異が出ないにもかかわらず配賦差異勘定を使ってしまうこと、借方を製造間接費・貸方を仕掛品とする逆仕訳にしてしまうことである。なお実際配賦は計算が月末まで遅れ、操業度変動で製品単価が変動する欠点があるため、実務では予定配賦が広く用いられる。

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