問題
本社工場会計を採用している。工場は製品を本社へ原価に内部利益を加算した振替価格で引き渡している。原価¥600,000の製品に内部利益¥60,000を加算し、¥660,000で本社へ引き渡した。工場側の仕訳を示しなさい。なお製品勘定は工場に設けている。
選択肢
- 1(借) 本社 660,000 / (貸) 製品 600,000, 内部利益 60,000
- 2(借) 製品 660,000 / (貸) 本社 660,000
- 3(借) 本社 600,000 / (貸) 製品 600,000
- 4(借) 本社 660,000 / (貸) 製品 660,000
正解
1. (借) 本社 660,000 / (貸) 製品 600,000, 内部利益 60,000
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解説
借方は本社¥660,000、貸方は製品¥600,000と内部利益¥60,000となる。工場が製品を原価に利益を上乗せした振替価格で本社へ引き渡す場合、工場側では引き渡し対価として本社に対する債権を表す本社勘定の借方に振替価格¥660,000を計上する。貸方側では、手放す製品を原価のまま製品勘定の貸方に¥600,000で減少させ、上乗せ分¥60,000を内部利益勘定の貸方に計上する。これにより貸借が一致する。この¥60,000はあくまで社内取引から生じた利益であり、その製品が外部の顧客へ販売されるまでは企業全体としては実現していない。したがって、期末に本社の手元や棚卸資産に残っている分に含まれる内部利益は未実現利益として、全社の財務諸表作成時に控除(消去)しなければならない。すでに外部へ販売済みの分の内部利益は実現しているため消去不要であり、未実現分だけを正しく除く点が学習上の重要論点となる。
仕訳問題を解く
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