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総合原価計算難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題総合原価計算 第656問

問題

前問で半製品勘定に計上した第1工程完成品のうち¥300,000を第2工程へ投入した。前工程費として振り替える仕訳を示しなさい。

選択肢

  1. 1(借) 半製品 300,000 / (貸) 前工程費 300,000
  2. 2(借) 前工程費 300,000 / (貸) 仕掛品-第1工程 300,000
  3. 3(借) 仕掛品-第2工程 300,000 / (貸) 製品 300,000
  4. 4(借) 前工程費 300,000 / (貸) 半製品 300,000

正解

4. (借) 前工程費 300,000 / (貸) 半製品 300,000

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解説

結論として、借方は前工程費、貸方は半製品となる。前問で第1工程完成品を半製品勘定へ振り替えて在庫としていたが、本問ではそのうち¥300,000を第2工程の生産に投入する。半製品を次工程へ投入する際は、第2工程の仕掛品を構成する前工程費勘定の借方に投入額を計上し、払い出した分だけ半製品勘定の貸方から減らす。振り替えるのはあくまで投入された¥300,000のみであり、半製品勘定に残った分は引き続き在庫(資産)として繰り越される。前工程費は第2工程の始点で投入される材料費と同様の性質をもち、第2工程の完成品と月末仕掛品とに数量割合で按分される。累加法では前工程の原価が前工程費として次工程に累積していくが、本問のように半製品勘定を経由する場合は、投入のつど半製品勘定から前工程費へ振り替える点が通常の工程間直送と異なる要点である。

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