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令和8年度(第29回)ケアマネ試験 講評——「解きやすかった」の声が多数、焦点は合格基準点の補正
試験講評2026年10月11日約9分

令和8年度(第29回)ケアマネ試験 講評——「解きやすかった」の声が多数、焦点は合格基準点の補正

10月11日のケアマネ試験は「例年より解きやすかった」という声が多く、自己採点で合格圏を報告する人が目立ちました。その分、合格基準点が上がるのではという心配も広がっています。分野別の受け止め、過去の基準点と補正の考え方、合格発表までの流れをまとめた速報講評です。

2026年10月11日(日)、令和8年度(第29回)介護支援専門員実務研修受講試験、いわゆるケアマネ試験が全国一斉に行われました。午前10時から12時までの120分、介護支援分野25問と保健医療福祉サービス分野35問の計60問を、五肢複択のマークシートで解く試験です。仕事や家事と両立しながら準備してきた皆さん、本当にお疲れさまでした。

試験後のSNSでは「例年より解きやすかった」「ひっかけが少なかった」という声が多数を占め、昼過ぎには各校の解答速報で自己採点し、合格圏を報告する投稿が並びました。一方で、前半の介護支援分野で数問迷ったという人や、解きやすかった分だけ合格基準点が上がるのではと心配する声も少なくありません。

この記事は、試験当日(10月11日14時ごろ)までに確認できた受験者の声と各校の解答速報、都道府県・厚生労働省の公表資料にもとづく速報です。記事の後半に、全60問の解答速報を載せています。正答と合格基準点は、11月24日(火)の合格発表と同時に公表されるものが正式です。

総評——「解きやすかった」が多数、ただし前半で迷った人も

出題の構成は例年どおりで、問1〜25が介護支援分野、問26〜60が保健医療福祉サービス分野(保健医療サービス20問・福祉サービス15問)でした。Yahoo!リアルタイム検索の感情分析は「ケアマネ試験」でポジティブ66%・ネガティブ34%(10月11日14時ごろ)と、前向きな受け止めが優勢です。

投稿を見ると、「勉強してきた人なら解ける問題が多かった」「過去問を数年分繰り返した知識でサクサク進んだ」「時間を余らせて途中退出した」という感想が目立ちます。何度目かの受験という人からは「今回はわかりやすい問題が多く、過去一番できた」という声もありました。その一方で「前半は半端なく難しかった」「どれだけ悩んでもわからない問題があった」という振り返りもあり、全員にとって易しかったわけではありません。

SNSの感想は、試験後すぐに投稿する人の偏りを含みます。「終わった後に投稿する人は簡単だったと言いがち」と冷静に見る受験者もいて、実際の難易度は合格基準点と合格率が公表される11月24日にはっきりします。

介護支援分野(問1〜25)——「解きやすかった」と「数問わからない」が並ぶ

合否を左右しやすい介護支援分野は、受け止めが分かれました。「苦手意識があったのに点が取りやすかった」「比較的解きやすかった」という声がある一方、「わからない問題が数問あった」「やはり鬼門だった」という振り返りもあります。自己採点の報告では25問中22〜23点という人が目立つ一方、ここ2年の基準点である18点に1点届かなかったという報告も見られました。

受験者が挙げた出題テーマには、要介護認定等基準時間、時効にかかわる規定などがありました。法改正からの出題は「1問だけだった」という声があり、選択肢に福祉用具の貸与と購入を選べる仕組み(2024年4月から、固定用スロープや歩行器、杖の一部で貸与と販売を選択できる制度)が含まれていたという報告があります。財務諸表の公表や処遇改善など、直前期に対策した論点が出なかったという声もありました。

保健医療福祉サービス分野(問26〜60)——「大丈夫そう」という声が多い

後半の保健医療福祉サービス分野は「たぶん大丈夫」「ミスは1問だけ」という声が多く、自己採点で35問中33点前後という報告が複数ありました。受験者の投稿からは、胃ろうから栄養剤を注入するときの姿勢、発熱がなくても感染を疑うべき場面、施設の夕食の時間帯など、現場の実務に近い知識を問う出題があったことがうかがえます。

ただし、「介護支援分野は手応えがあったが、むしろ保健医療と福祉サービスの方が心配」という人もいて、得意不得意で受け止めは逆転します。ケアマネ試験は2つの分野それぞれで基準点を超える必要があり、片方が満点でももう片方が届かなければ不合格です。自己採点では分野ごとの点数を確かめておきましょう。

解答速報(第29回ケアマネ試験・全60問)

第29回ケアマネ試験の解答速報です。問1〜25が介護支援分野、問26〜45が保健医療サービス分野、問46〜60が福祉サービス分野です。

問題解答
問1〜5問1:1・2 問2:1・5 問3:1・2・4 問4:3・4・5 問5:1・2・4
問6〜10問6:1・4・5 問7:2・3・5 問8:2・3・4 問9:1・2・4 問10:1・3・5
問11〜15問11:1・4・5 問12:1・2・3 問13:1・5 問14:1・4・5 問15:1・2・3
問16〜20問16:3・4・5 問17:1・5 問18:2・3 問19:2・3・4 問20:1・4
問21〜25問21:1・2・5 問22:3・4 問23:1・2・4 問24:1・2・3 問25:2・3・5
問26〜30問26:1・3・4 問27:2・3・5 問28:2・4・5 問29:3・4・5 問30:1・2・5
問31〜35問31:3・4・5 問32:1・3・5 問33:1・2・4 問34:1・3・5 問35:1・2・5
問36〜40問36:1・3・5 問37:2・5 問38:2・4・5 問39:1・4・5 問40:2・4・5
問41〜45問41:3・4 問42:2・3・5 問43:3・4 問44:1・3・5 問45:1・3・4
問46〜50問46:1・2・5 問47:3・4・5 問48:1・2・3 問49:2・5 問50:1・3・4
問51〜55問51:1・3 問52:4・5 問53:2・3・5 問54:1・2・3 問55:1・3・5
問56〜60問56:1・2・4 問57:1・2・4 問58:1・5 問59:2・3 問60:1・2・4
速報のため、正式な正答は11月24日(火)の合格発表と同時に公表されるものをご確認ください。

自己採点では、介護支援分野(問1〜25)と保健医療福祉サービス分野(問26〜60)を分けて数えてください。五肢複択は、正しい選択肢をすべて選んだ場合だけ1点になります。2つ選ぶ問題と3つ選ぶ問題が混在しているので、マークした数が合っているかも確かめましょう。

合格基準点はどうなる?——過去の基準点と補正の考え方

ケアマネ試験の合格基準は、分野ごとに「総得点の70%を基準として、問題の難易度で補正した点数以上」と定められています。介護支援分野25問の70%は17.5問、保健医療福祉サービス分野35問の70%は24.5問です。直近3回の基準点と合格率は次のとおりでした。

回介護支援分野保健医療福祉サービス分野合格率
第28回(2025年度)18点/25問25点/35問25.6%
第27回(2024年度)18点/25問25点/35問32.1%
第26回(2023年度)17点/25問24点/35問21.0%
合格率は厚生労働省「介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況」、合格基準点は各都道府県が公表する合格基準より。

補正は「問題が難しかった回は基準点を下げる」方向で働くことが多く、近年は介護支援分野17〜18点、保健医療福祉サービス分野24〜25点の範囲で推移してきました。SNSには「解きやすかった分、合格基準点が上がるのでは」という心配が多く見られます。例年より易しかったと判断されれば、基準点がこの範囲の上側にとどまる、あるいはそれを上回る可能性も考えられますが、実際の点数は11月24日の公表を待つしかありません。

各校の合格ライン予想は、今後の解答速報の更新やライブ配信で出そろっていきます。予想はあくまで予想として、確定値は公表を確認してください。

解答速報と今後のスケジュール

試験当日は、ユーキャン、三幸福祉カレッジ、中央法規出版(けあサポ)、ウェルミージョブなどが解答速報や自己採点ツールを公開し、資格の大原も17時に解答速報を公開予定としています。19時からは解答速報のライブ配信も予定されています。各校の速報は予想解答なので、学校によって答えが分かれる問題があれば、正式な正答の公表を待ちましょう。

  • 合格発表:2026年11月24日(火)。各都道府県のホームページに掲載され、受験者全員に結果が郵送されます(東京都の案内より)
  • 正答と合格基準:合格発表と同じ日に公表される予定です
  • 合格後:都道府県が実施する介護支援専門員実務研修(講義・演習と実習)を修了し、登録を受けると介護支援専門員証が交付されます

自己採点で合格圏に入っていても、マークのずれや記入漏れがないとは言い切れません。合格発表までの1か月半は、気持ちを切り替えつつ結果を待ちましょう。惜しくも届かなかった場合も、ケアマネ試験は毎年10月に行われます。今回の自己採点で弱かった分野が、来年に向けた一番の手がかりになります。

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スキマ資格では、ケアマネジャー試験の対策を無料で公開しています。介護支援・保健医療・福祉の3分野を整理したまとめノート(23章)、選択肢ひとつずつの正誤を確かめられる一問一答(400問)、本番と同じ五肢複択60問を120分で解ける予想模試(5回分)をそろえています。

区分支給限度基準額や認定の有効期間など、合否を分けやすい数字は数字暗記カード(100枚)でくり返し確認できます。来年の受験を考えている方は、今回の自己採点で点が伸びなかった分野から始めてみてください。

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よくある質問

Q.第29回(2026年)のケアマネ試験は難しかったですか?

A.SNSでは「例年より解きやすかった」「ひっかけが少なかった」という声が多数を占め、Yahoo!リアルタイム検索の感情分析はポジティブ66%・ネガティブ34%でした(10月11日14時ごろ)。一方で、介護支援分野でわからない問題が数問あったという声もあり、全員にとって易しかったわけではありません。

Q.合格ラインは何点ですか?

A.合格基準は分野ごとに「総得点の70%を基準に難易度で補正した点数以上」です。直近の基準点は、第27回・第28回が介護支援分野18点・保健医療福祉サービス分野25点、第26回が17点・24点でした。第29回の基準点は11月24日に公表されます。

Q.解答はどこで確認できますか?

A.この記事に全60問の解答速報を載せています。速報のため、正式な正答は11月24日の合格発表と同時に公表されるものをご確認ください。

Q.合格発表はいつですか?

A.2026年11月24日(火)の予定です。各都道府県のホームページに掲載され、受験者全員に結果が郵送されます。合格した人は、都道府県が実施する介護支援専門員実務研修を修了して登録を受けることで、介護支援専門員証の交付を受けられます。

参考文献

  • 東京都福祉局「令和8年度介護支援専門員実務研修受講試験の実施について」(試験日時、合格発表日、正答の公表時期)。
  • 厚生労働省「介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況」(第24〜28回の受験者数・合格者数・合格率)。
  • 兵庫県「令和7年度介護支援専門員実務研修受講試験 合格基準」ほか各都道府県の合格基準の公表(第26〜28回の合格基準点)。
  • X(旧Twitter)上の受験者の感想・自己採点報告、およびYahoo!リアルタイム検索の感情分析(2026年10月11日14時ごろ)。速報のため、正答と合格基準点は11月24日の公表で確定する。

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