比例てん補
ひれいてんぽ
定義
一部保険で保険金額の保険価額に対する割合に応じて損害額を減額して支払う方式。
詳細解説
保険金=損害額×(保険金額÷保険価額×80%等)で計算。保険価額の80%以上の保険金額を設定していれば実損てん補となる(80%コインシュアランス条項)。火災保険の時価契約で多く見られるが、近年は新価ベースの実損てん補型火災保険が主流で、比例てん補は減少傾向。保険契約者が保険価額通りの付保を怠ると不利益を被る仕組みで、適切な付保を促す機能がある。
「比例てん補」が出る問題
リスク管理
損害保険における超過保険・一部保険に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
【2026年5月 FP2級 実技(資産設計提案業務)】問16 下記<資料>に基づき、真野さんが契約している火災保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、超過保険や一部保険には該当せず、保険契約は有効に継続しているものとする。また、記載のない事項については一切考慮しないものとする。 <資料> 火災保険証券:建物保険金額1,200万円・家財保険金額600万円、構造級別H構造(非耐火)、面積78.60㎡ 補償:火災・落雷・破裂・爆発/風災・ひょう災・雪災/盗難/水災/破損・汚損等/地震・噴火・津波(建物600万円・家財300万円) 個人賠償責任特約:保険金額1億円(免責金額0円)
【FP2級 実技 予想問題5】問10 吉田さんは火災保険に加入している。下記の資料に基づき、損害に対して支払われる保険金の額として、正しいものはどれか。 <資料> ・建物の時価額:2,000万円 ・保険金額:1,500万円 ・損害額:800万円 ・保険の種類:住宅火災保険(比例てん補方式) ・保険価額:2,000万円 比例てん補方式の場合の保険金=損害額×保険金額÷保険価額
関連用語
よくある質問
Q. 比例てん補とは何ですか?
A. 一部保険で保険金額の保険価額に対する割合に応じて損害額を減額して支払う方式。
Q. FP試験での位置づけは?
A. リスク管理の重要用語です。FP3級・2級の共通用語で、出題頻度は 2/3(★2)。 中程度の頻度で出題されます。