FP技能士2級
検定対策

FP技能士2級 問題集

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25章まとめノート
600問一問一答
5セット予想問題
8回分過去問

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FP技能検定2級 試験ガイド

FP技能検定2級(ファイナンシャル・プランニング技能検定2級)は、3級で学んだお金の6分野の知識を、顧客に提案できる実務レベルへ引き上げる国家資格です。3級が「制度や用語を知っている」段階だとすれば、2級は「資料を読み取り、数字を計算して根拠を示せる」段階。金融機関・保険・不動産の営業職では取得が推奨されることが多く、履歴書に書いて評価される水準としても定着しています。

スキマ資格では、FP2級対策として一問一答600問、全25章のまとめノート、本番形式の予想問題5セット、過去問8回分に加えて、頻出の税率・年数・金額を覚える数字の暗記カード150項目と、早見表を穴埋めで整理する表まとめ問題を基本無料で提供しています。まずはこのガイドで試験の全体像をつかみましょう。

試験の基本情報

資格の種類
国家資格
実施機関
日本FP協会 / 一般社団法人 金融財政事情研究会(きんざい)
合格率
学科試験:40〜60%前後/実技試験:40〜60%前後(実施機関・回により変動。日本FP協会の方がきんざいより合格率が高めの傾向)
受験者数
学科・実技合計で年間 約25〜30万人(両機関合算)。2級は金融資格の中でも最大規模の受験者数を誇る
受験料
学科 5,700円/実技 6,000円(CBT方式・税込、いずれの実施機関も同額)
試験形式
現行:PBT(紙・マークシート)/2025年4月以降:CBT(コンピュータ試験)へ順次移行
試験時間
学科:120分/実技:90分
合格基準
学科:60点満点中36点以上/実技:50〜100点満点中60%以上

出典: 日本FP協会・きんざい 試験実施データ(2023〜2024年度実績)/日本FP協会「FP技能検定受検データ」

FP2級(ファイナンシャル・プランニング技能士2級)とは

ファイナンシャル・プランニング技能士2級(FP2級)は、個人のライフプランや資産設計をトータルに支援する「お金のプロ」であることを証明する国家資格です。金融、保険、不動産、税務、相続など多領域の知識が問われ、金融機関・保険会社・不動産業界で実務レベルの顧客提案を行うための標準的な資格として位置づけられています。

試験は「学科試験」と「実技試験」の2本立てで、日本FP協会または金融財政事情研究会(きんざい)のいずれかで受験します。3級と比較して論点が深く、計算問題の比重も高まるため、ライフプランニング係数・保険料・金融商品・不動産譲渡所得・相続税評価など、数字を扱う力が総合的に試されます。

合格後は日本FP協会のAFP・CFP®資格へのステップアップが可能で、独立系FPやIFA(独立系金融アドバイザー)として活動する道も開けます。2025年4月からはCBT(コンピュータ試験)方式に移行済みで、通年受験が可能となり、社会人の学び直しやキャリアチェンジの起点として一層取り組みやすい資格となっています。

  • ライフ・リスク・金融・タックス・不動産・相続の6分野を横断的に学べる国家資格
  • 銀行・証券・保険・不動産の営業/コンサル職で「標準装備」として求められる水準
  • AFP・CFP®、IFA、独立系FPへのステップアップの起点となる
  • 3級から一段深い論点・計算問題に踏み込み、実務での提案力に直結する
  • 2025年4月よりCBT方式に移行済み。テストセンターで通年受験可能
試験の内容(科目・形式・合格基準)

FP2級試験は、6分野の知識を問う「学科試験」(4択60問)と、実務ケースを題材にした「実技試験」(日本FP協会:資産設計提案業務/きんざい:個人資産相談業務・中小事業主資産相談業務・生保顧客資産相談業務・損保顧客資産相談業務から選択)の2本立てで構成されます。学科と実技の両方に合格して初めて「2級FP技能士」を名乗れます。

試験形式
現行:PBT(紙・マークシート)/2025年4月以降:CBT(コンピュータ試験)へ順次移行
試験時間
学科:120分/実技:90分
解答形式
学科:4肢択一 60問/実技:事例形式の記述・計算+選択式(協会:40問/きんざい:15事例=大問5問×各3小問)
合格基準
学科:60点満点中36点以上/実技:50〜100点満点中60%以上

出題科目

A:ライフプランニングと資金計画学科・約10問

6つの係数、住宅ローン、教育資金、公的年金(老齢・障害・遺族)、健康保険、雇用保険、労災など社会保険の総合。キャッシュフロー表の作成も頻出。

B:リスク管理学科・約10問

生命保険・損害保険の商品設計、保険料の仕組み、税務(生命保険料控除・保険金課税)、法人保険の経理処理など。

C:金融資産運用学科・約10問

債券・株式・投資信託・外貨建商品・デリバティブ・ポートフォリオ理論・NISA・iDeCoなど。利回り計算や相関係数の問題が頻出。

D:タックスプランニング学科・約10問

所得税の10種類の所得分類、所得控除・税額控除、法人税の基礎、消費税、青色申告など。各種所得の計算が鍵。

E:不動産学科・約10問

不動産登記・宅建業法・借地借家法・建築基準法・区分所有法・不動産取得/保有/譲渡の税金・不動産投資の利回り計算。

F:相続・事業承継学科・約10問

民法上の相続、遺言、相続税・贈与税の計算、財産評価(宅地・株式)、事業承継対策など。2次レベルの総合問題が出やすい。

実技:資産設計提案業務(日本FP協会)

個人の総合FPプランを想定し、6分野を横断する40問の事例問題を解く。提案書を読み取り計算・選択する設問構成。

実技:個人資産相談業務(きんざい)

ライフ・金融・タックス・不動産・相続の5事例×3小問=15問。3級より論点が深く、計算問題が中心。

実技:生保/損保/中小事業主資産相談業務(きんざい)

業種特化型の実技。保険会社や中小企業顧客への提案を想定した事例問題で構成される(業界実務者向け)。

問われる力

  • 6分野を横断する幅広い知識と、顧客の状況に応じて必要論点を取り出す総合力
  • 年金額・所得税額・相続税評価額・不動産譲渡所得など、実務レベルの計算を正確にこなす数値処理能力
  • ライフイベントに紐づくお金の流れを、キャッシュフロー表・提案書の形で整理する構成力
  • 金融・保険・税・不動産に関する法改正情報を継続キャッチアップする姿勢
試験日程・実施スケジュール
  • CBT方式(2025年4月以降):テストセンターで通年実施。学科・実技ともCBTで受験
  • 合格発表:試験日の約1ヶ月後(CBTでは翌月)
  • 学科・実技どちらか一方のみ合格した場合、試験免除で翌々年度末まで再受験可能
  • ※2025年5月試験までは年3回(1月・5月・9月)のPBT方式で実施されていた

※学科と実技で試験実施機関(日本FP協会/きんざい)を選べます。合格には学科・実技の両方合格が必要です。受験資格(FP3級合格、AFP認定研修修了、実務経験2年以上のいずれか)に注意。

FP2級の出題範囲と3級との違い

出題範囲は3級と同じく「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」の6分野です。ただし、問われる深さが変わります。学科は3級の○×式と三答択一式から四答択一式60問になり、正誤の判断に必要な条件が細かくなるため、あいまいな記憶では選択肢を絞りきれません。

さらに大きな違いが計算問題の比重です。係数を使った必要資金の計算、遺族年金や必要保障額の算定、建蔽率・容積率、譲渡所得や退職所得、相続税の総額の計算などが、事例と資料の読み取りとセットで出題されます。制度を知っているだけでは足りず、数字を出すところまで求められるのが2級です。

受検資格と実技科目の選び方

2級には受検資格があり、FP3級の合格者、FP業務に関する2年以上の実務経験、日本FP協会認定のAFP認定研修の修了などのいずれかを満たす必要があります。3級を持っていない方でも、AFP認定研修を修了すれば2級から受検できるため、実務経験のない方が2級を目指すルートとしてよく使われています。

実技試験は実施団体によって科目が異なります。日本FP協会は「資産設計提案業務」の1科目、きんざいは「個人資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」など複数の科目から選択します。学科試験の内容は両団体で共通なので、扱いたいテーマや自分の仕事との関係で選ぶのが一般的です。

合格率と難易度・必要な学習時間

合格率は日本FP協会実施分で例年50〜60%前後、きんざい実施分はこれより低い傾向があります。3級ほどやさしくはありませんが、対策を積めば十分に合格できる水準です。落ちる原因の多くは範囲の広さで、6分野のうち手薄な分野が1つでもあると合格ラインの6割が急に遠くなります。

必要な学習時間は150〜300時間程度が目安とされています。3級に合格した直後で知識が残っている方であれば、より短い期間でも狙えます。1日1時間の学習なら3〜6か月が標準的なペースです。

効率的な勉強法(計算問題の攻略が鍵)

まず「まとめノート」で分野ごとの制度を確認し、一問一答で思い出す練習を重ねて知識を定着させます。2級は数字そのものを問われる場面が多いため、税率・控除額・年数・面積要件といった暗記事項は数字の暗記カードで、複数の制度を横並びで比べる論点は表まとめ問題で整理すると、記憶が混ざりにくくなります。

計算問題は、手順さえ身につければ毎回同じように解ける安定した得点源です。苦手意識で捨てずに、頻出パターンを繰り返し解いておきましょう。仕上げは予想問題と過去問を本番と同じ形式で通しで解き、時間配分と6割の合格ラインを体感します。間違えた問題は理由を言語化してマイノートに残すと、直前期の復習が一気に効率化します。

取得後のキャリア

FP2級は、金融機関・保険会社・不動産会社の顧客提案で必須レベルの資格として位置づけられ、就職・昇進・営業成績のいずれにも直結します。独立系FP・IFA(独立系金融アドバイザー)への登竜門としても定番で、AFP認定研修とセットで取得することで上位資格CFP®へのパスも開けます。

金融機関(銀行・証券・信金)

個人向け資産運用・住宅ローン・相続対策の窓口提案、富裕層向けプライベートバンキング部門、リテール営業でFP2級は事実上の標準装備。

保険会社・保険代理店

生命保険・損害保険の顧客提案、ライフプランシミュレーションに基づく保険設計。生保/損保の実技選択で業務直結の学習が可能。

不動産・ハウスメーカー

住宅購入相談・投資不動産提案での税金・ローン・相続アドバイス。宅建士とのダブルライセンスで提案の幅が広がる。

独立系FP・IFA

AFP/CFP®取得を経て、保険ショップ・投資助言業・相続コンサル・セミナー講師として独立。近年はオンラインFP相談市場も拡大中。

企業の総務・人事・経営企画

従業員向けライフプランセミナー、退職金・企業年金制度設計、福利厚生設計などで知識を活かす。

FP資格保有者の平均年収(全体)
約600〜700万円
出典: 日本FP協会「CFP®認定者/AFP認定者 就業状況調査」(2021年)
メガバンク・大手証券のFP資格保有率
営業職でほぼ100%(2級以上を推奨・必須化)
出典: 各金融機関の人材育成方針・日本FP協会 業界動向レポート(2023〜2024年)
日本FP協会 AFP認定者数
約16万人(2024年時点)
出典: 日本FP協会「会員・認定者数統計」(2024年3月末)
FP2級 年間合格者数
学科・実技合計で約10〜15万人
出典: 日本FP協会・きんざい「FP技能検定 試験実施データ」(2023〜2024年度)
  • 「顧客からの信頼が増し、提案の決裁率が上がった」という営業現場での定性効果が大きい
  • 宅建士・簿記2級・証券外務員・社労士との相性が良く、ダブルライセンスで業務の幅が広がる
  • 自分自身のライフプラン・資産形成にも直結する「一生モノの生活防衛スキル」として学習意義が高い
  • 2025年のCBT化により、社会人の学び直しニーズが拡大している
よくある質問

Q.FP3級を持っていなくても2級を受けられますか?

受験資格として、次のいずれかが必要です:①FP3級合格、②日本FP協会認定のAFP認定研修修了、③FP業務に関する実務経験2年以上。未経験者はAFP認定研修を修了することで3級を飛ばして2級に挑戦するルートも一般的です。

Q.日本FP協会ときんざい、どちらで受けるべき?

学科試験は両機関共通で内容・難易度に差はありません。実技は、総合提案力を広く問う「資産設計提案業務(日本FP協会)」か、業種特化の「個人資産相談業務/生保/損保/中小事業主資産相談業務(きんざい)」から選びます。合格率は日本FP協会の方がやや高めで、独立や副業志向の方は日本FP協会、金融機関・保険実務者はきんざいを選ぶ傾向があります。

Q.学習時間はどれくらい必要ですか?

初学者で150〜300時間、FP3級合格者で100〜200時間が目安です。3ヶ月〜半年ほどの学習期間で臨む人が多く、平日1時間+休日3〜4時間のペースが標準的です。2025年からのCBT化で通年受験が可能になるため、自分のペースで学習計画を立てやすくなります。

Q.FP2級とAFP、CFP®の違いは?

FP2級は国家資格(技能検定)で更新不要の一生モノ、AFP/CFP®は日本FP協会の民間資格で2年ごとの継続教育が必要です。AFPは2級FP技能士+認定研修修了で認定され、CFP®は世界25カ国以上で認知される国際資格(6科目試験合格+実務要件が必要)。キャリアの段階に応じて「2級→AFP→CFP®」とステップアップするのが王道ルートです。

Q.独学でも合格できますか?

十分可能です。市販テキスト+過去問演習(最低3回分)で合格している受験者が多数派で、学科は過去問の焼き直しが多いため過去問反復が最も効果的。実技は計算問題対策として電卓練習を必ず行いましょう。FP2級は独学比率が比較的高い国家資格の一つです。

Q.FP2級とAFPはどう違いますか?

FP2級は一度取得すれば有効期限のない国家資格で、AFPは日本FP協会が認定する民間資格です。AFPはAFP認定研修の修了とFP2級合格を満たしたうえで登録し、資格を維持するために継続教育と更新が必要になります。実務で最新の制度知識を保ち続けたい方はAFPまで進む、という使い分けが一般的です。

Q.3級に合格した直後に2級を受けても大丈夫ですか?

出題分野が共通しているため、3級の知識が残っているうちに続けて挑戦するのはむしろ効率的です。ただし2級は四答択一式になり計算問題も増えるので、3級と同じ感覚のままでは通用しません。分野ごとの知識を深めなおし、計算問題の演習を追加する前提で計画を立てましょう。

Q.FP2級の次は何を目指せばよいですか?

FP1級やCFP資格が次のステップです。より専門的な提案力が問われ、金融・保険・不動産などの実務で高い評価につながります。また、相続や不動産の分野に強い関心があれば、宅地建物取引士など隣接する資格と組み合わせて専門領域を広げるのも有力な選択肢です。

※試験日程・受験手数料・出題範囲などの最新情報は、必ず日本FP協会でご確認ください。本ガイドの内容は2026年8月時点の情報に基づいています。

最終更新:

試験実施情報は日本FP協会・金融財政事情研究会(きんざい)の公表値に基づきます。最新情報は実施機関の公式サイトをご確認ください。