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ライフプランニングと資金計画

老齢基礎年金と老齢厚生年金の違い

老齢年金は「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」の2種類に分かれます。基礎年金は国民年金から、厚生年金は厚生年金保険から支給され、受給要件と金額計算ルールが異なります。

比較表で見る違い

観点老齢基礎年金老齢厚生年金
支給元国民年金厚生年金保険
受給要件保険料納付済期間+免除期間が10年以上老齢基礎年金の受給資格があり、厚生年金加入1か月以上
金額の決まり方満額(年816,000円・2024年度)×納付月数/480報酬比例部分+経過的加算(給与・加入期間に比例)
繰上げ・繰下げ60〜75歳で選択可(最大±24%/+84%)同上(基礎と一緒に手続きが原則)

それぞれの詳しい解説

A老齢基礎年金

国民年金から支給され、保険料納付済期間と免除期間の合計が10年以上ある人が65歳から受給できます。金額は加入月数に比例し、40年(480月)すべて納付すれば満額です。

B老齢厚生年金

会社員・公務員時代の給与と加入期間に応じて支給される報酬比例の年金。基礎年金の受給資格があり、厚生年金保険に1か月以上加入していれば受け取れます。

試験対策のポイント

「基礎=加入月数だけで決まる定額系」「厚生=給与×期間の報酬比例」が基本構造。

理解度チェック(3問)

Q1. 老齢基礎年金の受給資格期間として正しいものはどれか。

  1. 15年
  2. 210年
  3. 320年
  4. 425年
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正解:2. 10年

受給資格期間は10年(2017年8月から短縮)。これより少ないと、基礎年金も厚生年金も支給されない。

Q2. 老齢厚生年金の繰下げ受給を行った場合の最大増額率として正しいものはどれか。(75歳まで繰下げた場合)

  1. 125%
  2. 242%
  3. 360%
  4. 484%
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正解:4. 84%

70歳までで最大+42%、75歳までで最大+84%増額される(1か月あたり+0.7%)。

Q3. 老齢基礎年金の金額計算で「満額」となるのは保険料を何か月納付した場合か。

  1. 1240か月
  2. 2300か月
  3. 3480か月
  4. 4600か月
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正解:3. 480か月

20歳〜60歳まで40年間(480か月)すべて納付すると満額。免除期間がある場合は減額される。

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