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中小企業経営・政策難易度: 標準

中小企業診断士 一問一答|中小企業経営・政策 第225問

問題

中小企業投資育成株式会社の役割はどれか?

選択肢

  1. 1中小企業の自己資本の充実を支援する出資
  2. 2中小企業への融資
  3. 3補助金の交付
  4. 4税務調査の実施

正解

1. 中小企業の自己資本の充実を支援する出資

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解説

中小企業投資育成株式会社の役割は、中小企業に対して出資を行い、その自己資本の充実を支援することです。ポイントは『融資(お金を貸す)』ではなく『出資(株式を引き受けて資本に参加する)』だという点にあります。中小企業は信用力が低く、銀行からの借入に頼りがちですが、借入が増えれば返済負担も重くなり、財務体質は弱くなります。そこで、返済義務のない自己資本を厚くしてあげることで、経営を安定させ、長期的な成長を後押しするのが投資育成会社の狙いです。たとえば、成長余地はあるものの自己資本が薄い中小企業に対し、安定株主として出資し、経営に過度に介入せず長く支える、というスタンスをとります。これにより企業は財務の安定を得ながら、自立的な成長を目指せます。ここで取り違えやすいのが他の選択肢です。中小企業への『融資』を担う代表は日本政策金融公庫など、『補助金の交付』は国や自治体、税務調査は税務署(国税庁)の役割です。なお投資育成会社は出資先に対する経営支援も行いますが、本質はあくまで出資です。投資育成会社の本質は、あくまで『出資を通じて自己資本の充実を図り、経営の安定と成長を支える』ことだと押さえてください。

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