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中小企業経営・政策難易度: 標準

中小企業診断士 一問一答|中小企業経営・政策 第227問

問題

中小企業の減少要因として最も大きいものはどれか?

選択肢

  1. 1経営者の高齢化と後継者不在
  2. 2大企業の進出
  3. 3海外企業との競争
  4. 4金融機関の貸し渋り

正解

1. 経営者の高齢化と後継者不在

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解説

中小企業の数が減少している最大の要因は、経営者の高齢化と後継者不在です。会社の業績そのものは悪くなくても、社長が高齢になって引退を考えたときに、親族にも社内にも事業を引き継ぐ人がおらず、やむなく廃業する、というケースが大量に発生しています。これは『黒字廃業』とも呼ばれ、毎年相当数の企業が後継者不在などを理由に事業をたたんでいます。問題が深刻なのは、廃業によって企業が長年培ってきた技術やノウハウ、従業員の雇用、取引先とのネットワークまで一度に失われてしまう点です。だからこそ国は、事業承継・引継ぎ支援センターの設置や事業承継税制、後継者がいない企業へのM&A(第三者承継)支援などに力を入れ、廃業に歯止めをかけようとしているのです。ここで取り違えやすいのが他の選択肢です。大企業の進出や海外企業との競争、金融機関の貸し渋りも経営に影響を与える要素ではありますが、近年の企業数減少を最も大きく説明するのは、それらではなく『経営者の高齢化と後継者不在』という構造的な事情です。承継問題こそが中小企業減少の主因だと押さえてください。

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