問題
選択肢
- 1減少傾向
- 2増加傾向
- 3横ばい
- 4急激に増加
正解
1. 減少傾向
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
中小企業の企業数は、近年はっきりとした減少傾向にあります。かつてピーク時には相当数あった中小企業が、その後は減り続けており、全体として企業数が縮小しているのが実情です(経済センサスの企業数ベース。雇用保険の事業所ベースで見る開業率・廃業率は、近年はともに4%前後で拮抗しています)。減少の最大の背景にあるのが、経営者の高齢化と後継者不在です。業績が悪くなくても、引き継ぐ人がいないために事業をたたむ『黒字廃業』が多く発生しており、これが企業数の減少を押し下げています。加えて、日本は開業率が欧米に比べて低く、新規開業による『増える力』が弱いため、廃業の減少分を十分に補えていません。たとえば、長年地域を支えてきた商店や町工場が、後継者不在で次々と店を閉じていくイメージです。だからこそ国は、事業承継支援や創業支援に力を入れ、減少に歯止めをかけようとしています。ここで取り違えてはいけないのが選択肢です。中小企業の企業数は『増加傾向』でも『横ばい』でも『急激に増加』でもなく、ピークから一貫して減ってきています。中小企業数は減少傾向にあり、その主因は高齢化・後継者不在と低い開業率にある、と押さえてください。
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート