問題
サプライチェーンマネジメントにおいて、ブルウィップ効果の抑制は重要である。サプライチェーンにおけるブルウィップ効果について、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1VMI(Vendor Managed Inventory)の導入は、購入者側の在庫リスクの削減には効果があるが、ブルウィップ効果の抑制には直接的には効果がない。
- 2卸売業が、小売業の POS データを自らの在庫管理に活用すると、ブルウィップ効果はある程度抑制できる。
- 3卸売業が、複数の小売店舗からの受注を曜日指定などのスケジュール発注によって平準化すると、ブルウィップ効果の発生をある程度抑制できる。
- 4サプライチェーンの各段階で予測に基づき在庫に関する意思決定をすると、ブルウィップ効果が発生する。
- 5サプライチェーンの各段階の調達リードタイムがゼロの場合、原理的にはブルウィップ効果は発生しない。
正解
1. VMI(Vendor Managed Inventory)の導入は、購入者側の在庫リスクの削減には効果があるが、ブルウィップ効果の抑制には直接的には効果がない。
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解説
VMIはベンダーが川下の販売・在庫情報をもとに在庫補充を一元管理する仕組みで、需要情報の共有によって各段階の発注変動を平準化し、ブルウィップ効果の抑制に「直接的に」効果がある。よって「抑制には直接効果がない」とするアは不適切。POSデータ活用(イ)、スケジュール発注による平準化(ウ)、予測に基づく各段階の独立意思決定が変動を増幅すること(エ)、リードタイムゼロなら増幅が起きないこと(オ)はいずれも正しい。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士1次試験 運営管理 第25問)
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