問題
多量の業務データを分析して経営意思決定に活用する BI(Business Intelligence)システムでは、OLAP(OnLine Analytical Processing)が利用される。OLAP を構築するには、R-OLAP(Relational-OLAP)と M-OLAP(Multi dimensional OLAP)という2つのアーキテクチャがある。この2つを比較したとき、R-OLAP に関する説明として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1業務システムのマスターテーブルに存在しない、分析のためのカテゴリ項目の設定が難しい。
- 2集計結果を保持するために大きなメモリが必要になる。
- 3要約情報を事前に作成するために、まとまった時間が必要になる。
- 4利用者のデータ分析要求に対する応答が早い。
正解
1. 業務システムのマスターテーブルに存在しない、分析のためのカテゴリ項目の設定が難しい。
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解説
R-OLAP は既存のリレーショナルデータベースに対し、SQL でその都度集計を行う方式である。業務システムのマスターテーブルにない分析カテゴリ(独自軸)を導入するには、新たな次元テーブルを準備する必要があり、設定が難しい。よってアが正解。イ・ウ・エはいずれも事前に多次元キューブを作成する M-OLAP の特徴。M-OLAP は要約情報を事前計算してキューブに保持するため、応答は速いがメモリ消費・キューブ作成時間が増える。R-OLAP はキューブ作成不要だが、複雑な集計クエリの応答性が劣るというトレードオフ関係にある。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成23年度 中小企業診断士1次試験 経営情報システム 第15問)
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