診断士に戻る
経営情報システム難易度: 2012年度

中小企業診断士 過去問経営情報システム 第9問

問題

業務におけるデータベースの処理ではネットワークにつながる複数の端末から、あるデータに対して同時に複数の処理要求が発生し、本来の処理が正しく行われない場合がある。これを防ぐために排他制御あるいは同時実行制御と呼ばれる方法が利用される。 これに関する以下の文中の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。 ① データファイル内の処理対象とするデータに A をかけ、それが解除されるまで他の処理が行われないようにする方法がある。この方法では、 B が発生する可能性があり、これを低減させる対応が必要である。 ② データファイル内のデータを読み書きする C を記録し、別の処理でデータを読み書きする際、 C を随時監視しあいながら処理を行う方法がある。この方法では、処理の競合が多い場合、処理の取り消しが多くなり実用性が低下する。 ③ データファイルから処理したいデータを D に読み込み、そこで処理を実行する方法がある。この方法では、処理した結果を書き戻す際に、当該データが他の処理で書き換えられていないかを時刻でチェックする。

選択肢

  1. 1A:デッドロック B:セマフォ C:順番 D:テーブル
  2. 2A:ロック B:セマフォ C:時刻 D:テーブル
  3. 3A:ロック B:セマフォ C:順番 D:キャッシュ領域
  4. 4A:ロック B:デッドロック C:時刻 D:キャッシュ領域

正解

4. A:ロック B:デッドロック C:時刻 D:キャッシュ領域

詳しい解説を見る

解説

①はデータに「ロック」をかけて他処理をブロックする悲観的排他制御で、複数トランザクションが互いに相手のロック解除を待ち合うと「デッドロック(B)」が発生する。②はデータの読み書き時刻(タイムスタンプ)を記録し、整合性違反があれば処理をロールバックする時刻順序方式(楽観的並行制御の一種)で、C=時刻が入る。③は手元のキャッシュ領域(メモリ上のワーク領域)に読み込んで処理し、書き戻し時にタイムスタンプで他の更新を検知する楽観的並行制御で、D=キャッシュ領域。よってエが正解。アはAのデッドロックは現象であり制御手段ではない。イ・ウは「セマフォ」(並列処理用の同期プリミティブ)がBに入っており、データベース排他制御の文脈では一般的でない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 経営情報システム 第9問)

中小企業診断士トップ

一問一答・予想問題・まとめノート

経営情報システムの関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小企業診断士の全7073問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業診断士は7科目すべてで6割を取る戦略が王道です。