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経営情報システム難易度: 標準2022年度

中小企業診断士 過去問経営情報システム 第11問

問題

製品修理を専門に行う中小企業がある。下図は、この企業の修理業務の一部をUMLのクラス図として描いたものである。この図の解釈として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 (図:「修理」クラスと「従業員」クラスが「担当」という関連で結ばれており、修理側の多重度は「0..*」、従業員側の多重度は「1」と表記されている)
経営情報システムの図表

選択肢

  1. 1いずれの従業員も、少なくとも1つ以上の修理を担当する。
  2. 2いずれの従業員も、複数の修理を担当することは許されない。
  3. 3各修理に対して、担当する従業員は1人以上である。
  4. 4各修理に対して、担当する従業員は必ず1人である。
  5. 5担当する従業員が存在しない修理もあり得る。

正解

4. 各修理に対して、担当する従業員は必ず1人である。

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解説

UMLクラス図の多重度(multiplicity)は、関連の相手側オブジェクトとの数量制約を表す。本問では「修理 0..* — 担当 — 1 従業員」という構造で、「修理」側に「0..*」、「従業員」側に「1」が記載されている。多重度は関連の相手側の数を示すため、各修理に対して担当する従業員は「1」(ちょうど1人、必ず1人)であり、「各修理に対して、担当する従業員は必ず1人である」とする記述が正しい。各従業員に対して担当する修理は「0..*」(0個以上、すなわち0個もありうる)。「いずれの従業員も、少なくとも1つ以上の修理を担当する」とする記述は誤り(0..*なので担当する修理が0件の従業員もあり得る)。「複数の修理を担当することは許されない」とする記述も誤り(0..*は複数の修理を担当できる)。「担当する従業員は1人以上である」とする記述は、上限も1人という「ちょうど1人」の制約を表せておらず不適切。「担当する従業員が存在しない修理もあり得る」とする記述は、従業員側の多重度が「1」(必ず1人)である以上あり得ず誤り。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和4年度 中小企業診断士1次試験 経営情報システム 第11問)

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