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運営管理難易度: 2023年度

中小企業診断士 過去問運営管理 第34問

問題

A社とB社は、それぞれX県とY県の間でトラックの長距離輸送を行っており、このたび中継輸送の取組を行った。この取組前と取組後の比較に関する記述として、最も適切なものを次ページの解答群から選べ。 【中継輸送の取組前】 A社のトラックは、X県の倉庫AxからY県の倉庫Ayへ貨物を積載して走行(実車走行)した後に、倉庫Ayから倉庫Axへ貨物を積載せずに走行(空車走行)していた。 B社のトラックは、Y県の倉庫ByからX県の倉庫Bxへ実車走行した後に、倉庫Bxから倉庫Byへ空車走行していた。 【中継輸送の取組後】 A社のトラックは倉庫Axから中継拠点へ、B社のトラックは倉庫Byから中継拠点へそれぞれ実車走行した。それから中継拠点で互いの貨物を積み替えた後に、A社のトラックは倉庫BxへB社の貨物を積載して走行し、B社のトラックは倉庫AyへA社の貨物を積載して走行した。 【解答に当たっての条件】 ・トラックの最大積載量と台数は、取組前と取組後のA社とB社においてすべて同じ。 ・トラックの実車率と積載率は、A社とB社を合わせた全体でそれぞれ計算する。 ・同一県内のA社とB社の倉庫は隣接しており、その間の距離は0とする。 ・トラックの積載率は、空車を含めずに計算する。
運営管理の図表

選択肢

  1. 1トラックの実車率と積載率は変わらなかった。
  2. 2トラックの実車率は変わらなかったが、積載率は上昇した。
  3. 3トラックの実車率は上昇し、積載率も上昇した。
  4. 4トラックの実車率は上昇したが、積載率は変わらなかった。

正解

4. トラックの実車率は上昇したが、積載率は変わらなかった。

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解説

取組前: Aは片道実車・片道空車(実車率50%)、Bも同様(実車率50%)、合計実車率50%。積載率は空車を含めずに計算するため、実車時のみで考えると満載走行で100%(変わらず)。取組後: 中継拠点で積替えるが、両社とも全行程で貨物を積載して走行する(往復とも実車)。倉庫間距離は0なので往路(倉庫→中継拠点)と復路(中継拠点→他社倉庫)はすべて実車走行。実車率は100%に上昇。積載率は実車時の積載量÷最大積載量で計算され、空車を含めないため実車時の積載量が満載なら積載率100%で変わらない。よって「トラックの実車率は上昇したが、積載率は変わらなかった」が正解。中継輸送はトラックドライバーの拘束時間短縮と運行効率化を実現する典型例。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和5年度 中小企業診断士1次試験 運営管理 第34問)

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