登録販売者 問題集
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登録販売者 試験ガイド
登録販売者は、かぜ薬や解熱鎮痛薬などの一般用医薬品(第2類・第3類医薬品)を販売できる、医薬品販売の専門資格です。ドラッグストアをはじめ、薬を扱うコンビニやスーパー、ホームセンターなど活躍の場が広く、資格手当や時給アップにつながりやすいため、小売業で働く方やパート・アルバイトからのキャリアアップとして人気があります。受験資格がなく、学歴・実務経験を問わず誰でも挑戦できるのも大きな魅力です。
スキマ資格では、登録販売者試験の対策としてまとめノート(全29章)・一問一答430問・本番形式120問の予想問題5セット(総合7割+各章の基準を判定)・用語解説辞典・数値暗記カードを基本無料で提供しています。まずは試験の全体像をつかんで、演習を始めましょう。
試験の基本情報
- 資格の種類
- 公的資格
- 実施機関
- 各都道府県(厚生労働省所管)
- 合格率
- 約40〜50%(都道府県により幅)
- 受験者数
- 年間 約6万人
- 受験料
- 都道府県により 12,800円〜18,200円程度
- 試験形式
- マークシート(PBT)
- 試験時間
- 240分(午前120分・午後120分)
- 合格基準
- 全体の正答率が70%以上、かつ各章で35-40%以上(都道府県により)
出典: 厚生労働省「登録販売者試験実施状況」直近公表値、各都道府県薬務課発表
登録販売者とは
登録販売者は、2009年6月の改正薬事法(現・医薬品医療機器等法)施行で創設された、一般用医薬品(OTC医薬品)の販売従事資格です。第2類・第3類医薬品を販売するには、薬剤師または登録販売者の関与が必須となっており、ドラッグストアや薬局、スーパー、コンビニエンスストアの医薬品コーナーなどで活躍しています。
試験は各都道府県が実施するマークシート形式(120問・240分)で、5章構成(医薬品の基本知識・人体・主な医薬品・薬事法規・適正使用)。合格基準は全体70%以上+各章35-40%以上の足切り。合格率は約40〜50%で、受験資格に制限はありません。
近年、コンビニエンスストアやスーパーへの出店拡大、ECサイトでの一般用医薬品販売の解禁などで、登録販売者の活躍の場は広がり続けています。実務経験2年で「研修中」の表記が外れ、独立した管理者になることも可能。医薬品の専門知識を活かせる、転職・キャリアアップに強い資格です。
- 2009年創設の公的資格。一般用医薬品(第2類・第3類)の販売従事資格
- 受験資格制限なし。各都道府県が実施する試験で誰でも受験可能
- 120問・240分のマークシート試験。合格率約40〜50%
- ドラッグストア・薬局・スーパー等の医薬品販売の必置資格
- 実務経験2年で正規の登録販売者(管理者)となれる
試験の内容(科目・形式・合格基準)
登録販売者試験は120問のマークシート形式で、午前60問・午後60問の2部制。試験範囲は厚生労働省「試験問題作成に関する手引き」に基づき、第1章(医薬品の基本知識・20問)/第2章(人体の働き・20問)/第3章(主な医薬品・40問)/第4章(薬事関係法規・20問)/第5章(適正使用・安全対策・20問)の5章構成。第3章が最も配点が大きく、最重要です。
- 試験形式
- マークシート(PBT)
- 試験時間
- 240分(午前120分・午後120分)
- 解答形式
- 4肢択一・正誤・組合せ・個数問題(120問)
- 合格基準
- 全体の正答率が70%以上、かつ各章で35-40%以上(都道府県により)
出題科目
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識20問
医薬品の本質、効き目・副作用、相互作用、アレルギー、小児・高齢者・妊婦の特性、販売時の対応など。
第2章 人体の働きと医薬品20問
消化器・呼吸器・循環器・泌尿器・感覚器・皮膚・脳神経の解剖生理、薬の作用と吸収・代謝・排泄、剤形の特性。
第3章 主な医薬品とその作用40問(最重要)
かぜ薬・解熱鎮痛薬・鎮咳去痰薬・胃腸薬・アレルギー用薬・皮膚薬など主要な一般用医薬品の成分と作用。最重要分野。
第4章 薬事関係法規・制度20問
医薬品医療機器等法(薬機法)、医薬品の分類(要指導・第1類〜第3類)、販売業の許可、広告規制、行政指導。
第5章 医薬品の適正使用・安全対策20問
添付文書の記載事項、製品表示、PMDA、副作用報告制度、医薬品副作用被害救済制度、適正使用啓発。
問われる力
- 主要な一般用医薬品の成分名・薬理作用・副作用を体系的に理解する力
- 薬事関係法規(薬機法)の規定とリスク区分ごとの専門家関与を正確に把握する力
- 人体の解剖生理と薬の作用機序を関連付けて理解する力
- 副作用情報の収集・評価・報告制度を理解し、購入者への情報提供に活かす力
試験日程・実施スケジュール
- 試験日:各都道府県により異なる(8月〜12月にかけて実施)
- 同一都道府県内では年1回
- 複数の都道府県で受験可能
- 合格発表:試験日から約1〜2か月後
- 販売従事登録:合格後、勤務地の都道府県知事に申請
※受験資格に学歴・実務経験の制限なし。試験日・受験料・出題内容は都道府県により異なるため、受験予定の都道府県の最新情報をご確認ください。
合格率と難易度・必要な学習時間
合格率は例年40〜50%前後ですが、試験問題を都道府県(ブロック)ごとに作成するため、地域によって難易度と合格率に差が出やすいのが特徴です。合格基準も「総得点の7割以上」に加えて「各章で3.5〜4割以上」という章ごとの基準があり、苦手な章を捨てて総点で逃げ切る戦略は取れません。
必要な学習時間は250〜400時間程度が目安とされています。1日1時間なら半年前後、集中して取り組むなら3か月程度が標準的なペースです。暗記中心の試験なので、まとまった時間よりも毎日の反復がものをいいます。
効率的な勉強法
まず「まとめノート」で5章の全体像と頻出ポイントを穴埋め形式で押さえ、早い段階から一問一答430問での反復に移りましょう。特に第3章の成分名は、読むだけではまず覚えられません。「成分名を見て作用・副作用を思い出す」練習を繰り返すことが最短ルートです。混同しやすい成分や制度は比較記事で違いを整理すると効果的です。
この試験は、実務経験2年・販売記録の保存期間・年齢制限のある成分など、数値の暗記も合否に直結します。数値暗記カードで頻出数値を固めつつ、仕上げには本番と同じ120問形式の予想問題を解きましょう。スキマ資格の予想問題は総合7割と各章の基準の両方を自動判定するので、「どの章が足を引っ張っているか」を本番前に把握できます。
都道府県ごとの試験という特徴
登録販売者試験は都道府県が実施し、近隣の都道府県でブロックを組んで同一問題・同一日程で行われます。ブロックが違えば試験日も問題も異なるため、日程が重ならなければ複数の都道府県で受験することも可能です。確実に今年合格したい方が併願を活用するケースもあります。
どの都道府県で合格しても資格としての価値は同じで、合格後に勤務地の都道府県で販売従事登録を行えば全国どこでも働けます。申込時期や手続きは地域ごとに異なるので、受験したい都道府県の公式情報を早めに確認しておきましょう。
取得後のキャリア
登録販売者は、ドラッグストア・薬局・スーパー・コンビニエンスストアの医薬品売場で活躍できる公的資格です。資格手当(月5,000円〜2万円程度)が付くケースも多く、店長・管理者へのキャリアアップ、ECサイトでの医薬品販売、医薬品メーカーや卸売業への転職にも有利。実務経験2年で「研修中」の表記が外れ、独立した店舗管理者になることも可能です。
ドラッグストア
最も代表的な就職先。マツモトキヨシ・ウエルシア・ツルハ・スギ薬局・コスモス薬品など大手から地域密着型まで多数。
調剤薬局
処方薬の調剤は薬剤師の業務だが、OTC医薬品コーナーや市販薬の販売で登録販売者が活躍。
スーパー・コンビニエンスストア
イオン・イトーヨーカドー等のスーパーや、医薬品取扱コンビニで医薬品コーナーの担当者として勤務。
ECサイト・通販
一般用医薬品のネット販売解禁により、Amazon・楽天・Yahoo等のECサイトでの活躍も増加。
医薬品メーカー・卸売業
OTC医薬品メーカー(大正製薬・第一三共ヘルスケア等)の営業・MR、医薬品卸での販売支援職。
- 年間受験者数
- 約6万人
- 出典: 厚生労働省「登録販売者試験実施状況」直近年度
- 合格率
- 約40〜50%
- 出典: 同上
- 登録販売者数(全国)
- 約25万人
- 出典: 厚生労働省「販売従事登録者数」直近公表値
- ドラッグストア店舗数
- 約2.3万店
- 出典: 日本チェーンドラッグストア協会「DgS実態調査」
- 改正薬事法(2009年6月施行)で創設された比較的新しい公的資格
- 受験資格制限なし、実務経験不問で誰でも受験可能
- 実務経験2年(過去5年以内)で「研修中」表記が外れ、管理者として独立可能
- ECサイトの医薬品販売解禁により活躍の場が拡大
- コンビニエンスストアへの出店拡大で需要が増加傾向
よくある質問
Q.登録販売者と薬剤師の違いは何ですか?
薬剤師は処方薬(医療用医薬品)と全ての一般用医薬品を扱える国家資格(6年制薬学部卒業必須)。登録販売者は一般用医薬品のうち第2類・第3類を扱える公的資格(受験資格制限なし)。第1類医薬品と要指導医薬品は薬剤師のみが販売可能です。
Q.受験資格はありますか?
学歴・年齢・実務経験などの受験資格制限はなく、誰でも受験可能です(2015年4月以降、それ以前は実務経験要件あり)。試験合格後、勤務地の都道府県知事に「販売従事登録」を申請して登録販売者として勤務開始できます。
Q.独学で合格できますか?
可能です。標準学習時間は150〜400時間程度(第3章「主な医薬品」の暗記が中心)。市販テキスト+過去問+本サイトのような演習サイトで独学合格者が多数。各章の足切りに注意して、特に第3章の成分名暗記に時間を割くのが王道です。
Q.「研修中」とは何ですか?
試験合格後、過去5年以内に2年以上の実務経験がない登録販売者は「研修中」の名札表記となり、薬剤師や正規の登録販売者の管理下でなければ業務できません。月160時間以上の勤務を24か月(または1920時間)満たすと研修中表記が外れ、独立した管理者になれます。
Q.都道府県をまたいで受験できますか?
可能です。試験日が異なる都道府県を複数受験することで合格チャンスを増やせます。試験範囲は全国共通の手引きに基づいているため、内容は同じです。ただし試験日・受験料・出題傾向は都道府県により異なるため事前確認が必要です。
Q.合格率の幅が大きいのはなぜですか?
都道府県ごとに試験問題が異なるため、難易度に差が出ます。一般的に関東・関西の都市部は受験者が多く合格率がやや低め、地方は易しい傾向。ただし試験範囲は全国共通の手引きに基づくため、対策は同じです。
Q.どの章から勉強を始めるのがよいですか?
第1章(医薬品の基本知識)や第2章(人体の働き)で土台を作ってから、最大の山場である第3章(主な医薬品)にじっくり時間をかける進め方が定番です。第3章は暗記量が多く直前の詰め込みが利きにくいため、早めに着手して一問一答で反復し続けるのが合格への近道です。
※試験日程・受験手数料・出題範囲などの最新情報は、必ず各都道府県(薬務主管課等)の公式サイトでご確認ください。本ガイドの内容は2026年8月時点の情報に基づいています。
最終更新:
試験実施情報は各都道府県(厚生労働省所管)の公表値に基づきます。最新情報は実施機関の公式サイトをご確認ください。