返品調整引当金
へんぴんちょうせいひきあてきん
定義
出版業など返品が見込まれる業種で、将来の返品による損失に備えて計上していた引当金。
詳細解説
従来、返品見込みの売上総利益相当額を引当てる処理が認められていたが、収益認識基準の導入により、返品見込みは『返金負債』および『返品資産』で処理することとなり、原則として廃止された。経過措置や過去の出題理解のため名称を押さえておく必要がある。
貸方科目として覚える
返品調整引当金 は負債に属する勘定科目なので、増加時は貸方、減少時は反対側(借方)に記入します。負債は「貸方=増加・借方=減少」が基本ルール。
仕訳例(2件)
旧基準で返品見込みの利益相当額を引当計上した
収益認識基準導入で返金負債へ移行した
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引当金
商品¥1,500,000を掛売上した。なお、当社では一定数量を超える販売額に対してリベート(売上割戻)を行う契約があり、変動対価として売上のうち¥150,000を返金負債(売上割戻に関する負債)として計上する。
引当金
商品¥800,000を掛売上した。当社では返品権付販売を行っており、変動対価として売上のうち¥80,000を返金負債として計上する。
収益・費用
商品¥20,000,000を掛売上した。当社では返品権付販売を行っており、変動対価として、返品見込率2%・売上総利益率30%から計算した¥120,000(=20,000,000×2%×30%)を返金負債として計上する。
関連勘定科目
よくある質問
Q. 返品調整引当金とは?
A. 出版業など返品が見込まれる業種で、将来の返品による損失に備えて計上していた引当金。
Q. 返品調整引当金は借方・貸方のどちら?
A. 負債なので増加時は貸方、 減少時は反対側(借方)に記入します。
Q. 返品調整引当金の仕訳例は?
A. 旧基準で返品見込みの利益相当額を引当計上した