原価差異
げんかさい
定義
標準原価と実際原価の差額の総称。各種差異を集計した勘定科目。
詳細解説
原価差異は、標準原価計算において標準原価と実際原価の差額を集計する勘定科目の総称である。直接材料費差異(価格差異・数量差異)、直接労務費差異(賃率差異・作業時間差異)、製造間接費差異(予算差異・能率差異・操業度差異)などの各差異を個別に管理する。期末には原則として売上原価に賦課する。
借方科目として覚える
原価差異 は費用に属する勘定科目なので、増加時は借方、減少時は反対側(貸方)に記入します。費用は発生時に借方に計上されます。
仕訳例(3件)
(借)原価差異 50,000 /(貸)仕掛品 50,000 ←標準原価と実際原価の差額
(借)売上原価 50,000 /(貸)原価差異 50,000 ←期末に売上原価へ振替
(借)原価差異 30,000 /(貸)製品 20,000、仕掛品 10,000 ←差異の按分処理
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材料費
材料を予定消費価格@¥500で直接材料1,000個を消費した。実際単価は@¥510。材料消費価格差異を計上。
労務費
賃金を予定賃率@¥1,200で消費した。直接工の直接作業時間500時間。実際発生額は¥620,000。賃率差異を計上。
個別原価計算
製造間接費配賦差異(貸方・有利差異)¥40,000を売上原価に賦課する。
関連勘定科目
よくある質問
Q. 原価差異とは?
A. 標準原価と実際原価の差額の総称。各種差異を集計した勘定科目。
Q. 原価差異は借方・貸方のどちら?
A. 費用なので増加時は借方、 減少時は反対側(貸方)に記入します。
Q. 原価差異の仕訳例は?
A. (借)原価差異 50,000 /(貸)仕掛品 50,000 ←標準原価と実際原価の差額