貢献利益
こうけんりえき
定義
変動製造マージンから変動販売費を差し引いた利益。固定費の回収に貢献する利益。
詳細解説
貢献利益は、直接原価計算における重要な利益概念であり、売上高から全ての変動費(変動売上原価+変動販売費)を差し引いて計算する。固定費の回収と利益獲得に貢献する利益を表す。CVP分析(損益分岐点分析)において重要な役割を果たす。貢献利益=売上高−変動費=固定費+営業利益。
貸方科目として覚える
貢献利益 は利益指標に属する勘定科目なので、増加時は貸方、減少時は反対側(借方)に記入します。
仕訳例(3件)
変動製造マージン 400,000−変動販売費 50,000=貢献利益 350,000
貢献利益率=350,000÷1,000,000=35%
貢献利益 350,000−固定製造原価 200,000−固定販売費 100,000=営業利益 50,000
「貢献利益」が出る問題
直接原価計算
直接原価計算による損益計算書において、売上高¥1,000,000、変動売上原価¥400,000、変動販売費¥100,000、固定製造原価¥200,000、固定販売費・一般管理費¥150,000のとき、貢献利益はいくらか。
直接原価計算
直接原価計算と全部原価計算の営業利益の差額について。当期の生産量1,000個、販売量800個、固定製造原価総額¥500,000のとき、全部原価計算の営業利益は直接原価計算の営業利益よりいくら多いか。
直接原価計算
固定費調整について。直接原価計算による営業利益が¥300,000、期首製品に含まれる固定製造原価¥80,000、期末製品に含まれる固定製造原価¥120,000のとき、全部原価計算による営業利益はいくらか。
関連勘定科目
よくある質問
Q. 貢献利益とは?
A. 変動製造マージンから変動販売費を差し引いた利益。固定費の回収に貢献する利益。
Q. 貢献利益は借方・貸方のどちら?
A. 利益指標なので増加時は貸方、 減少時は反対側(借方)に記入します。
Q. 貢献利益の仕訳例は?
A. 変動製造マージン 400,000−変動販売費 50,000=貢献利益 350,000