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デリバティブ難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題デリバティブ 第44問

問題

買建てしていた株価指数先物を反対売買により決済し、差金¥120,000の利益が確定して当座預金で受け取った(期中の評価替えは行っていない)。

選択肢

  1. 1(借) 当座預金 120,000 / (貸) 先物取引差金 120,000
  2. 2(借) 先物損益 120,000 / (貸) 当座預金 120,000
  3. 3(借) 当座預金 120,000 / (貸) 先物損益 120,000
  4. 4(借) 当座預金 120,000 / (貸) 受取配当金 120,000

正解

3. (借) 当座預金 120,000 / (貸) 先物損益 120,000

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解説

正しい仕訳は(借)当座預金¥120,000/(貸)先物損益¥120,000である。先物取引は、当初と反対の売買(反対売買)を行うことで差金のみを決済し、現物の受渡しは行わない差金決済が一般的である。本問は期中に評価替えを行っていないため、決済によって初めて損益¥120,000が認識される。受け取った差金は当座預金(借方)に入り、確定した利益は収益「先物損益」(貸方)で計上する。仮に決算をまたいで先物取引差金で時価評価していた場合は、決済額と前期末計上額との差額のみが当期の先物損益となる点に注意が必要であるが、本問はその評価替えがないため全額が当期の損益となる。誤りやすいのは、これを受取配当金など別の収益科目で処理する点である。決済差金は投資の運用損益であり、配当や利息とは区別する。

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