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純資産難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題純資産 第279問

問題

株主総会で、その他資本剰余金を財源として配当金¥2,000,000の支払いを決議した。あわせて会社法に基づき資本準備金¥200,000を積み立てる。配当は未払配当金とする。

選択肢

  1. 1(借) 繰越利益剰余金 2,200,000 / (貸) 未払配当金 2,000,000, 利益準備金 200,000
  2. 2(借) その他資本剰余金 2,000,000 / (貸) 未払配当金 2,000,000
  3. 3(借) その他資本剰余金 2,200,000 / (貸) 未払配当金 2,000,000, 資本準備金 200,000
  4. 4(借) その他資本剰余金 2,200,000 / (貸) 未払配当金 2,000,000, 利益準備金 200,000

正解

3. (借) その他資本剰余金 2,200,000 / (貸) 未払配当金 2,000,000, 資本準備金 200,000

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解説

剰余金の配当では、財源が資本剰余金か利益剰余金かによって積み立てる準備金の種類が異なる。本問はその他資本剰余金を財源とする配当であるため、積み立てる準備金は利益準備金ではなく資本準備金となる。借方はその他資本剰余金を、配当額¥2,000,000と資本準備金積立額¥200,000の合計である¥2,200,000だけ減少させ、貸方に未払配当金¥2,000,000と資本準備金¥200,000を計上する。会社法は資本性の剰余金を配当する場合には資本準備金を、利益性の剰余金を配当する場合には利益準備金を積み立てるよう求めており、財源の性格と準備金の性格を一致させる考え方が基礎にある。その他資本剰余金を財源とするにもかかわらず利益準備金を積み立てる仕訳は、この対応関係を誤ったものであり典型的な引っかけとなる。財源の名称をよく確認し、資本剰余金には資本準備金、利益剰余金には利益準備金という対応を確実に結びつけて処理することが重要である。

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