問題
材料を当月¥250,000(直接)消費したが、予定消費価格を用いており、実際消費額は¥262,000であった。まず予定額で消費する仕訳を示しなさい。
選択肢
- 1(借) 仕掛品 262,000 / (貸) 材料 262,000
- 2(借) 仕掛品 250,000 / (貸) 材料 250,000
- 3(借) 材料 250,000 / (貸) 仕掛品 250,000
- 4(借) 仕掛品 250,000, 材料消費価格差異 12,000 / (貸) 材料 262,000
正解
2. (借) 仕掛品 250,000 / (貸) 材料 250,000
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
結論として、予定消費価格による消費ではまず予定額250,000のみを仕掛品勘定の借方へ振り替え、相手勘定の材料を貸方で減少させる。計算上、この段階で用いるのは予定額250,000だけであり、実際消費額262,000は使わない。理論的には、予定消費価格を採用する目的は、購入単価が月末まで確定しなくても消費のつど迅速に原価を計算でき、価格変動の影響を製品原価から排除して原価を平準化できる点にある。したがって消費時には予定額で仕掛品・製造間接費へ振り替え、実際額が確定した後に予定額との差を材料消費価格差異として別建てで把握する、という二段構えの勘定連絡をとる。誤りやすいのは、実際額262,000で仕掛品に振り替えてしまう点と、この消費段階で差異12,000(262,000−250,000)まで同時に計上してしまう点。本問が問うのは予定額での消費仕訳のみで、差異の認識は次の手続として分けて行う。
仕訳問題を解く
4分野の700問を学習