問題
前月に賃金から控除して預かっていた源泉所得税¥60,000を税務署へ現金で納付した。納付時の仕訳を示しなさい。
選択肢
- 1(借) 預り金 60,000 / (貸) 現金 60,000
- 2(借) 現金 60,000 / (貸) 預り金 60,000
- 3(借) 賃金 60,000 / (貸) 現金 60,000
- 4(借) 製造間接費 60,000 / (貸) 現金 60,000
正解
1. (借) 預り金 60,000 / (貸) 現金 60,000
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
結論として、借方に預り金¥60,000、貸方に現金¥60,000を計上する。計算過程は、前月に賃金から控除して預かっていた源泉所得税¥60,000を税務署へ納付するため、預り金(負債)を借方で減少させ、支払手段の現金を同額貸方で減少させる。理論上、賃金支払時に従業員負担分として控除した所得税は、その時点で会社が一時的に預かる債務として預り金(負債)に計上されており、後日会社が従業員に代わって納付した時点でこの負債が消滅する。したがって納付時は新たな費用は発生せず、負債の減少と資産(現金)の減少が対応するのみである。誤りやすい点として、納付額を賃金や製造間接費などの費用として処理してしまう点に注意する。あくまで預り金の取り崩しであり、損益には影響しない。
仕訳問題を解く
4分野の700問を学習