簿記1級に戻る
部門別計算難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題部門別計算 第594問

問題

第2次集計後、第1製造部門費¥320,000、第2製造部門費¥240,000の合計を製品(仕掛品)へ配賦する。製造部門費を仕掛品へ振り替える仕訳を示しなさい。

選択肢

  1. 1(借) 第1製造部門費 320,000, 第2製造部門費 240,000 / (貸) 仕掛品 560,000
  2. 2(借) 仕掛品 560,000 / (貸) 第1製造部門費 320,000, 第2製造部門費 240,000
  3. 3(借) 仕掛品 560,000 / (貸) 製造間接費 560,000
  4. 4(借) 製品 560,000 / (貸) 第1製造部門費 320,000, 第2製造部門費 240,000

正解

2. (借) 仕掛品 560,000 / (貸) 第1製造部門費 320,000, 第2製造部門費 240,000

詳しい解説を見る

解説

部門別計算の最終段階、製造部門費を製品(仕掛品)へ配賦する仕訳。第二次集計で補助部門費を取り込んだ後、各製造部門費勘定には製造部門に集計された全製造間接費が残る。これを各製造部門ごとの配賦基準(直接作業時間・機械運転時間など)で製品へ配賦する。本問では第1製造部門費320,000・第2製造部門費240,000の合計¥560,000を仕掛品勘定の借方へ振り替え、貸方で各製造部門費を消し込む。これにより製造間接費は最終的にすべて仕掛品へ流れ込み、勘定連絡が完結する(製造間接費→各部門費→製造部門費→仕掛品)。誤りやすいのは、補助部門費を製造部門に集約せず直接仕掛品へ配賦してしまうことや、貸借を逆にして製造部門費を借方・仕掛品を貸方にしてしまうこと。配賦を受ける側(製品原価が増える仕掛品)が借方、配賦元(残高がゼロになる製造部門費)が貸方となる。

仕訳問題を解く

4分野の700問を学習

部門別計算の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では簿記1級の全700問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4分野を仕訳から体系的に押さえることが合格への王道です。