簿記1級に戻る
総合原価計算難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題総合原価計算 第610問

問題

製造工程で作業くずが発生した。作業くずの評価額¥20,000を製造原価(仕掛品)から控除し、作業くず勘定に計上する仕訳を示しなさい。

選択肢

  1. 1(借) 作業くず 20,000 / (貸) 仕掛品 20,000
  2. 2(借) 仕掛品 20,000 / (貸) 作業くず 20,000
  3. 3(借) 作業くず 20,000 / (貸) 製造間接費 20,000
  4. 4(借) 雑益 20,000 / (貸) 仕掛品 20,000

正解

1. (借) 作業くず 20,000 / (貸) 仕掛品 20,000

詳しい解説を見る

解説

作業くずとは、製造の過程で生じる原材料の残りくずのうち、なお売却または再利用が可能なものをいう。その評価額¥20,000は、原則として発生した製造原価から控除するため、資産である作業くず勘定の借方に計上し、同額を仕掛品勘定の貸方から差し引く。したがって借方に作業くず¥20,000・貸方に仕掛品¥20,000を計上する。これにより仕掛品に集計された製造原価が¥20,000減少し、完成品や月末仕掛品へ配分される原価が小さくなる。どの製品の製造で生じたか特定できない場合は製造間接費から控除することもある。評価額がごく僅少なときは原価計算上は無視し、売却時に雑収入として処理する簡便法も認められる点をあわせて押さえたい。

仕訳問題を解く

4分野の700問を学習

総合原価計算の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では簿記1級の全700問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4分野を仕訳から体系的に押さえることが合格への王道です。