問題
標準原価計算(シングル・プラン)を採用している。直接労務費の標準消費額¥330,000を仕掛品勘定の借方へ記入する仕訳を示しなさい。なお振替元は賃金勘定とする。
選択肢
- 1(借) 賃金 330,000 / (貸) 仕掛品 330,000
- 2(借) 仕掛品 350,000 / (貸) 賃金 350,000
- 3(借) 仕掛品 330,000 / (貸) 賃金 330,000
- 4(借) 仕掛品 330,000 / (貸) 製品 330,000
正解
3. (借) 仕掛品 330,000 / (貸) 賃金 330,000
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解説
借方は仕掛品、貸方は賃金となる。シングル・プランは、仕掛品勘定の借方・貸方をいずれも標準原価で記帳する方式で、仕掛品勘定には差異が混入しないのが特徴である。本問では直接労務費の標準消費額¥330,000を、賃金勘定の貸方から仕掛品勘定の借方へ振り替える。仕掛品勘定の借方に¥330,000、賃金勘定の貸方に¥330,000を記入する金額自体はパーシャル・プランと同形に見えるが、振り替える金額が実際額ではなく標準額である点が決定的に異なる。シングル・プランでは原価差異が各費目別勘定(ここでは賃金勘定)で把握される。すなわち賃金勘定には借方に実際発生額、貸方に標準消費額が記入され、その差額が賃率差異・作業時間差異として残る。差異の責任所在を費目ごとに明確にできる反面、記帳の手間は増える。
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