問題
総合原価計算において、副産物が軽微なため売却収入を雑益として処理する方針である。発生した副産物を販売し、現金¥30,000を受け取った。この販売時の仕訳を示しなさい。
選択肢
- 1(借) 仕掛品 30,000 / (貸) 雑益 30,000
- 2(借) 現金 30,000 / (貸) 仕掛品 30,000
- 3(借) 現金 30,000 / (貸) 雑益 30,000
- 4(借) 副産物 30,000 / (貸) 現金 30,000
正解
3. (借) 現金 30,000 / (貸) 雑益 30,000
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
結論として、借方は現金、貸方は雑益となる。副産物とは、主産物の製造過程で必然的に派生する価値の低い製品をいう。その会計処理には、副産物の見積価額を主産物の総合原価から控除する原価控除法と、副産物に原価を負担させず売却して得た収入を雑益などの収益として処理する方法(雑益法)がある。本問は副産物が軽微であるため後者を採用しており、主産物の仕掛品勘定からの控除は一切行わない。したがって販売時には、受け取った対価について現金勘定の借方に¥30,000、収益である雑益勘定の貸方に¥30,000を記入するだけでよい。原価控除法を採るならば、発生時に副産物の評価額を仕掛品の貸方から副産物勘定へ振り替える処理が必要になるが、本問ではその手続が不要となる点が要点である。主産物の完成品原価は副産物の存在に影響されない。
仕訳問題を解く
4分野の700問を学習