問題
総合原価計算において、当月の正常減損費を完成品のみに負担させる方法による。完成品原価(減損費込み)¥780,000を製品勘定へ振り替える仕訳を示しなさい。
選択肢
- 1(借) 製品 780,000 / (貸) 減損費 780,000
- 2(借) 仕掛品 780,000 / (貸) 製品 780,000
- 3(借) 製品 780,000 / (貸) 仕掛品 780,000
- 4(借) 減損費 780,000 / (貸) 仕掛品 780,000
正解
3. (借) 製品 780,000 / (貸) 仕掛品 780,000
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解説
借方が製品、貸方が仕掛品となる。正常減損とは製造工程で通常生じる避けられない減損で、その原価は良品が負担する。負担方法には完成品のみに負担させる方法と、完成品と月末仕掛品の両者に負担させる方法があり、減損の発生点が月末仕掛品の加工進捗度より後ろ(あるいは終点発生)なら完成品のみに負担させる。本問はこの完成品のみ負担を採用しているため、減損費は完成品原価¥780,000の中にすべて含まれ、月末仕掛品原価には一切配賦されない。よって完成品原価¥780,000をそのまま仕掛品勘定の貸方から製品勘定の借方へ振り替える。両者負担の場合は完成品換算量に月末仕掛品分も加えて按分するため完成品原価は本問より小さくなり、その差が誤りやすい論点となる。
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