問題
高齢者によくみられる疾患・状態について、正しいものを2つ選べ。
選択肢
- 1高齢者は体温調節機能が高まるため、熱中症や脱水は起こりにくい。
- 2高齢者の糖尿病では低血糖は起こらず、注意する必要はない。
- 3パーキンソン病では、振戦・筋固縮・無動・姿勢反射障害などの運動症状がみられる。
- 4褥瘡(床ずれ)は、栄養状態が良好で長時間同一体位をとらない人に好発する。
- 5骨粗鬆症のある高齢者は、転倒により大腿骨近位部(頸部)骨折などを起こしやすい。
正解(2つ選択)
3. パーキンソン病では、振戦・筋固縮・無動・姿勢反射障害などの運動症状がみられる。
5. 骨粗鬆症のある高齢者は、転倒により大腿骨近位部(頸部)骨折などを起こしやすい。
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解説
骨粗鬆症のある高齢者は骨がもろくなっているため、転倒により大腿骨近位部(頸部)骨折や脊椎圧迫骨折などを起こしやすく、寝たきりの誘因となる。パーキンソン病は、安静時振戦・筋固縮(筋強剛)・無動(動作緩慢)・姿勢反射障害を四大運動症状とする疾患である。高齢者は体温調節機能や口渇感が低下しているため、むしろ熱中症や脱水を起こしやすく、起こりにくいという記述は誤りである。糖尿病治療中の高齢者では薬剤や食事量の影響で低血糖を起こすことがあり注意が必要である。褥瘡は低栄養・長時間の同一体位・圧迫などにより好発するものであり、栄養良好で体位変換ができている人に好発するというのは誤りである。(根拠: 高齢者に多い疾患に関する一般的医学知識)
一問一答
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