問題
老年症候群について、誤っているものを2つ選べ。
選択肢
- 1サルコペニアとは、加齢に伴って骨密度が低下し骨折しやすくなる病態のみを指す。
- 2高齢者の低栄養は、フレイルやサルコペニアの進行と関連しない。
- 3フレイルとは、加齢に伴い心身の活力が低下した、健常と要介護の中間的な状態をいう。
- 4廃用症候群は、過度の安静や活動性の低下によって生じる心身の機能低下である。
- 5誤嚥性肺炎は、嚥下機能の低下によって生じやすくなる。
正解(2つ選択)
1. サルコペニアとは、加齢に伴って骨密度が低下し骨折しやすくなる病態のみを指す。
2. 高齢者の低栄養は、フレイルやサルコペニアの進行と関連しない。
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解説
フレイルは加齢で心身の活力が低下した健常と要介護の中間状態で、適切な介入により改善が見込める可逆性のある概念である。廃用症候群は過度の安静・不活発によって筋力低下や関節拘縮などが生じる状態、誤嚥性肺炎は嚥下機能低下により口腔内細菌などを誤嚥して起こりやすい。サルコペニアは加齢に伴う「骨格筋量・筋力の低下」を指し、骨密度低下を指す骨粗鬆症とは別概念なので誤り。低栄養はたんぱく質・エネルギー不足を招きフレイルやサルコペニアを進行させる重要因子であり「関連しない」は誤り。(根拠: 老年医学・フレイル診療の基礎知識)
一問一答
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