中小M&A検定に戻る
倫理・行動規範難易度: 標準

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 一問一答|倫理・行動規範 第87問

問題

M&A仲介会社A社は、マッチングのための候補先への架電を営業専門会社B社に委託し、依頼者から秘密保持義務を負う情報の一部をB社に提供しようとしている。中小M&Aガイドライン(第3版)に照らし、A社の対応として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1業務を委託すれば委託業務に関する責任はB社に移るため、A社はB社の業務に関与しない
  2. 2B社との委託契約では委託報酬の額を定めれば足り、委託する業務の内容や範囲、B社が守るべき秘密保持義務などを明らかにする必要はなく、依頼者への説明も要しない
  3. 3委託業務に関する苦情はB社が直接受け付けて対応し、A社は関与しないよう依頼者に伝える
  4. 4B社に同様の秘密保持義務を負わせてB社から第三者に情報が提供されないようにし、依頼者に説明して了承を得たうえで、B社の業務の遂行状況や情報管理を監督する

正解

4. B社に同様の秘密保持義務を負わせてB社から第三者に情報が提供されないようにし、依頼者に説明して了承を得たうえで、B社の業務の遂行状況や情報管理を監督する

詳しい解説を見る

解説

ガイドラインは、M&A専門業者が業務の一部を第三者に委託する場合(例として、マッチング支援のための架電を営業専門会社に依頼する場合)でも、委託業務に係る最終的な責任を免れないとする。そのうえで、適切な委託先の選定、依頼者に秘密保持義務を負う情報を提供する場合は委託先に同様の義務を負わせ第三者へ提供されないようにし依頼者に説明して了承を得ること、委託する業務の明確化、委託先の業務遂行・情報管理の監督・指導、委託業務の苦情を委託元が受け付けて対応することを求めている。倫理・行動規範#46も関与させた者への指導・監督を求める(出典: ガイドライン第2章Ⅱ3(5)イ、スキルマップ#46)。

一問一答

全480問を繰り返し学習

倫理・行動規範の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小M&A検定の全780問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業M&A実務能力・倫理検定試験は中小企業庁が実施する検定で、M&A実務・財務税務・法務・倫理行動規範の4科目からCBT方式・四肢択一で60問程度が出題されます(初回は令和9年1月、出題の基準日は令和8年3月末日)。