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倫理・行動規範難易度: 易

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 予想問題|倫理・行動規範 第46問

問題

仲介者である支援者Aは、譲り渡し側X社の社長に、株式譲渡と事業譲渡のどちらのスキームで進めるかの判断を求める段階にある。社長は「専門的なことは分からないので、任せる」と話している。中小M&Aガイドライン(第3版)の「支援機関としての基本姿勢」に照らし、Aの対応として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1社長から一任された以上、Aにとって手続を進めやすいスキームを選んで進める
  2. 2重要な判断を依頼者に求める場面であるため、それぞれの特徴やリスクを十分に説明し、社長の納得を得たうえで進める
  3. 3専門知識のない依頼者に詳しく説明すると混乱を招くため、結論だけを伝えて同意書に署名を求める
  4. 4判断は依頼者の責任で行うものであるため、説明は社長から質問された範囲にとどめ、判断の材料を補う必要はない

正解

2. 重要な判断を依頼者に求める場面であるため、それぞれの特徴やリスクを十分に説明し、社長の納得を得たうえで進める

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解説

ガイドライン第2章Ⅰ1「依頼者(顧客)の利益の最大化」は、依頼者である中小企業が支援機関の専門的な業務や手数料の妥当性等について一般に適切に判断することが困難である現状を踏まえ、依頼者の利益に真に忠実に動くことが求められるとし、特に仲介者・FAや士業等専門家は、中小M&Aの手続の各段階で重要な判断を依頼者に求める場合には、十分に説明して納得を得た上で進める必要があるとしている。一任の申出があっても、支援者の都合でスキームを選ぶことは依頼者の利益に忠実とはいえない。結論だけを示して署名を求めることや、質問された範囲にとどめる説明も、納得を得たうえで進めるという基本姿勢に反する。

一問一答

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